花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~氷の宮殿~

2018年12月20日 | 天然石標本
今年も無事池袋ショーが終了しました。

初日の前日がI先生の天然石セミナーとかぶってしまい
仲の良いIさんとは彼女がミネラルショー出店のため
会場でお会いすることになりました。

そしてやはりというか
今回も池袋ショーはものすごく活気がありましたね。

新規出店者が多く、企画イベントも多才でまさに楽しさ満載!
おかげで今回も様々な石達と巡り会うことができました。


今年最後のブログ更新では
そんな素敵な戦利品の数々をご紹介したいと思います。


最初はこちら


「セレスタイト(和名:天青石)」
 マダガスカル産

石の詳細については過去ブログをご参照下さい。


天青石はその名の通りストロンチウムによる
ブルーグレイタイプが有名ですが
中にはこんな透明度の高いカラーレスタイプもあります。








まるで幾つもの尖塔がそびえたつ
氷の宮殿のようじゃないですか?
ルーペで覗くと別世界のように美しいです。


購入したお店は池袋ショーの度に足を向けるところ
毎回、素敵な天然石のポストカードや卓上ミニカレンダーを
いただいたりしています。


以前のブログにも書きましたが
一番最初に買う石ってものすごく重要なんですよね
その後のショッピング運がここで決まる、というか(笑)。


二つ目はこちら


「スコレサイト(和名:スコレス沸石)」
 インド産

石についての詳細は過去ブログをご参照下さい。


スコレス沸石は二個目の購入になるのでしょうか。








先端にキラキラとした結晶が降り積もり
こちらも『雪』と『氷』のイメージですね。
まるで花束のようでもあります。


第二会場のインド人男性二人組のお店でゲットしたんですが
実はこの店、テーブルに無造作に石を並べられていて
値段がいっさい書いてないんです...(泣)。


通訳もいないようだし
(普通、お店の方が日本語が全くできない場合
日本人通訳が付くことが多いです)
どう切り出せばいいか悩んでいたところ
たまたま隣りにいたおじいさんが
片方の男性を相手にいきなり値段交渉を始めたんです。
しかも思いっきり「日本語」でっ!
インド人の男性の方も何度か電卓で価格を示し
最後は無事商談が決まったよう。


私も真似して同じように欲しい石をその男性に指さすと
電卓で価格を表示してくれました。
思ったより安くて、嬉しくて笑顔でうなずき
こちらも無事購入決定と相成りました。


石を包んでもらっている間
先程のおじいさんが
「値札がついてないんだもんねぇ」と。
思わず互いに苦笑いに。


それにしても最後まで日本語で押し通したおじいさん
いやはや天晴れです!
なんかあのおじいさんは海外に行っても
全部日本語で通じそう(尊敬)


そのおかげで私も欲しい石が買えましたし
おじいさんには感謝ですね。


次回は物凄く希少な多色性アメシストに
三日月模様を持つフローライトをご紹介したいと思います。


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