今週二つ目にご紹介する天然石は
カーネリアン――『紅玉髄』です。
水晶に並ぶポピュラーな石ですが
(産出地も多く、日本もその内の一つ)
同じ『玉髄』(=カルセドニー)でも
色や模様によって名前が変わる
ちょっぴりややこしい天然石でもあります。
その中で特に赤味の強いものを
カーネリアンと呼びます。
ちなみに石の総称である『玉髄(ぎょくずい)』とは
水中に溶け込んだ珪酸分が
低温化で沈殿してできたもの。
カーネリアンの他に
褐色から橙色の強いものを『サード』
(ただしサードの場合は縞目の有無にかかわらない)
黄色味のある淡緑色の変種は『クリソプレーズ』
くすんだ緑色、濃灰緑色や濃緑色は『プレーズ』と言います。
最も日本人に馴染み深い『瑪瑙・メノウ(=アゲート)』も
実はこの『玉髄』の一種。
縞目となって見えるものを特にこう呼ぶのだとか。
これだけ名称が豊富にあるのは
この玉髄ぐらいかもしれませんね。
『carnelian』
産出地不明
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石自体は特別珍しいものではありませんが
どことなく金魚を彷彿とさせる色味が可愛らしいです。
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別の角度から見た画像です。
白っぽい筋が入っていて
メノウの仲間だというのも納得かも。
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裏側の画像です。
ますます金魚っぽさが目立ちます。
何となくですが、カーネリアンって
和風の石って感じがしますよね?
購入したのは数年前の
新宿ミネラルショーにて
数百円程度の値段でした。
手の平の上のころりんとした感触に
心惹かれまして。
この感覚は以前ブログでご紹介した
タンブル状のピンク霰石の時と似ているかも(笑)
基本的に『玉髄』全般、お手頃なものが多いですが
ついこの間、ラリマーコレクターの友人に連れられて
訪れた天然石の店で
色鮮やかなクリソプレーズの
数珠玉ブレスレットに遭遇しました。
艶、輝きともアップル・グリーン(青林檎)色の宝石の
名に恥じぬ美しさ。
なかなか出回らない一品らしく
値段も万単位に。
まさに目から鱗の出来事でした。
つくづく天然石の世界は侮れないってことですね(苦笑)。
それでは次回更新は来週火曜日を予定しています。
カーネリアン――『紅玉髄』です。
水晶に並ぶポピュラーな石ですが
(産出地も多く、日本もその内の一つ)
同じ『玉髄』(=カルセドニー)でも
色や模様によって名前が変わる
ちょっぴりややこしい天然石でもあります。
その中で特に赤味の強いものを
カーネリアンと呼びます。
ちなみに石の総称である『玉髄(ぎょくずい)』とは
水中に溶け込んだ珪酸分が
低温化で沈殿してできたもの。
カーネリアンの他に
褐色から橙色の強いものを『サード』
(ただしサードの場合は縞目の有無にかかわらない)
黄色味のある淡緑色の変種は『クリソプレーズ』
くすんだ緑色、濃灰緑色や濃緑色は『プレーズ』と言います。
最も日本人に馴染み深い『瑪瑙・メノウ(=アゲート)』も
実はこの『玉髄』の一種。
縞目となって見えるものを特にこう呼ぶのだとか。
これだけ名称が豊富にあるのは
この玉髄ぐらいかもしれませんね。
『carnelian』
産出地不明
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石自体は特別珍しいものではありませんが
どことなく金魚を彷彿とさせる色味が可愛らしいです。
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別の角度から見た画像です。
白っぽい筋が入っていて
メノウの仲間だというのも納得かも。
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裏側の画像です。
ますます金魚っぽさが目立ちます。
何となくですが、カーネリアンって
和風の石って感じがしますよね?
購入したのは数年前の
新宿ミネラルショーにて
数百円程度の値段でした。
手の平の上のころりんとした感触に
心惹かれまして。
この感覚は以前ブログでご紹介した
タンブル状のピンク霰石の時と似ているかも(笑)
基本的に『玉髄』全般、お手頃なものが多いですが
ついこの間、ラリマーコレクターの友人に連れられて
訪れた天然石の店で
色鮮やかなクリソプレーズの
数珠玉ブレスレットに遭遇しました。
艶、輝きともアップル・グリーン(青林檎)色の宝石の
名に恥じぬ美しさ。
なかなか出回らない一品らしく
値段も万単位に。
まさに目から鱗の出来事でした。
つくづく天然石の世界は侮れないってことですね(苦笑)。
それでは次回更新は来週火曜日を予定しています。
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