12月2日に開催されました標記駅伝大会に出場させて頂きました。
総合三連覇を目指し挑みましたが、大学の部の優勝、拓殖大学Aチームに破れ、総合2位、一般の部での三連覇で大会を終えました。
1区 木田選手 総合区間1位タイ
2区 高橋選手 総合区間2位
3区 五郎谷選手 総合区間2位
4区 宮本選手 総合区間1位
5区 佐藤選手 総合区間4位
6区 黒河選手 総合区間2位
2時間14分15秒 総合2位 部門1位
総括
奥多摩駅伝総括
東日本実業団の補欠3名の駅伝への想いと実業団駅伝メンバー3名のコラボで、77回大会に出した当時ニューイヤーを決めた警視庁の記録2時間13分15秒を上回ることを目標に3連覇は当たり前として挑みました。
拓殖大の主力の参加で、競う相手もいる中、タイムを伸ばすには風もなく、準備は整っていたと思われます。
1区木田選手は、拓殖大学の選手と最後までスパート合戦を演じ、自己記録を上回る選手相手に同着、区間新記録で2区高橋選手へ襷をつなぎました。
1区の仕事としては充分な走りと言えます。2区高橋選手は、拓殖大学の留学生ランナーに最初先行するも、抜かれ5km過ぎからの上りで一気に差を広げられて、8.5kmで45秒差をつけられてしまいました。しかし、もともとの持ちタイムから考えて力通りといった差と考えています。
高橋選手は、駅伝において力通りの走りはできますが、もっと爆発力をもってほしいと考えている選手ですので、経験を積ませていきたいと考えています。3区五郎谷選手は上り基調のコースのため、ここで再度、巻き返す予定でしたが、昨年の自身の記録を18秒上回る記録ではありましたが、更に離され、4区宮本選手には先頭と63秒差で襷をつなぎました。
今の力は発揮できているとは思いますが、今後、上りではどのレースでも負けない走りに期待しています。
4区宮本選手は前が見えない中、先頭との差を15秒縮めて総合区間1位の記録で、48秒差とし5区佐藤選手へ。
下り基調の5区8.5km(2区の逆走)でしたが、ここで2区高橋選手とあまり変わらないタイムの25分20秒前後かかってしまったところに、拓殖大学の選手が区間記録(当社 松枝選手のもつ24分35秒)を34秒更新する24分01秒の走りをしたことで、2分05秒差となり、アンカー6区黒河選手へ。イイダ初の駅伝となった黒河選手は、木田選手のもつ6区区間記録に19秒及ばない記録でしたが、NTTのエースである合田選手と同タイムの区間賞でのゴールとなりました。
最終的に総合優勝の先頭とは2分16秒差、一般の部での3連覇はできましたが、総合3連覇は無せませんでした。
今年の拓殖大学さんは出雲・全日本ともに好成績をあげており、強いのは確かで、そのメンバーで今駅伝に練習の流れで出場したとは言え、実業団チームとして、前半・後半ともに約1分づつ開けられてしまったことは非常に悔やまれます。
このような2分差で勝てないというのは、実業団駅伝と一緒であり、今後もっと1名1名がその秒差を大切にし、1名1名がレースの流れを立て直すような力と意識をつけていかなければならないと感じました。
前が見えなかった…などではなく、見えない相手にも、積極的にむかっていくこれまで以上のレース姿勢をもっていきたいと考えています。
来年の奥多摩渓谷駅伝では、今回更新された総合大会記録を上回りたいと思います。