しゃべれどもしゃべれどもー佐藤多佳子作を読みました。やはり佐藤多佳子さんは面白い小説を書かれています。落語家がひょんなことから落語を教えることに。テニスコーチの従兄弟と黒猫の雰囲気を持った美人、小学生の男の子、元プロ野球選手と年代も個性もバラバラな人たちに稽古します。落語家も含めそれぞれが抱えている問題にスポットを当てお話が進みます。そう簡単には問題が解決しないところが切なくてぐっと胸に迫ってきます。解決はしなくても知らず知らずのうちに、お互いが励まされ生きていく力がついていると思いました。私もこれでいいのだと何故か自己肯定でき、肩の力が抜けて拍手したい気持になりました。落語家の日常も珍しく、とても面白くて切ない小説でした。
お気に入り度:★★★★★ 図書館資料 請求番号:B/サト
本をよく読まれてるようなので時間があったり興味があれば見てほしいのがあります。
大山誠一さんの聖徳太子の事書いたものです。
検索すればいくつか出て来ると思います。
聖徳太子と日本人、など。
聖徳太子はいなかった、が主張なんですが、私は正しいと思います。
興味ないという事であれば、ごめんなさい、です。
日本書紀の記実の信憑性、天皇制の作られ方など
微妙な問題も出てきます。
が、あくまで学問としてどう扱うか、です。
思想の問題ではありません。
大山誠一さんの書かれた聖徳太子は何冊かありますね。
まずは「聖徳太子の真実」を予約しました。
私はどういう訳か昔から西洋の歴史には興味ありますが
日本の歴史には興味が持てません。
この機会に歴女とまではいかなくてもちょっとは興味を持てたら嬉しいです。
頭がついていかないかもわかりませんが読み終わったら
またこちらに感想を掲載します。
この本の一つ前に掲載した「残照の村から」という本は播州が舞台になっています。
何年か前にカッパサンとJR日本のへそ公園駅
すぐそばの西脇市岡之山美術館へ行きました。
そのあたりは残照が美しいのでしょうか?
焼き物屋さんのお家からも残照が美しく見えますか?
どんな季節に伺えば一番キレイなのでしょうね?
いつか行ってみたいです。
あまり奇麗ではない、というか回りが山なので何処に沈んでも山のなかに、です。
時に奇麗な夕焼けのばあいもあります。
でも海に沈むほうがが奇麗かなと。
ビル街に沈むのもいいときがありますね。
田舎では無理ですがね。
空の雲を茜色に染めていくのがきれいだと書いてあります。
「残照の村から」の表紙みたいに・・・
海に沈むのもキレイですね。