真夏の果実 はじめての秘密

閉店するTSUTAYAさんでGEOさんには導入されてない旧作を10本ほどラストレンタルしてきた中から
今日のエロチック作品の1本に選んだのはこの作品

夏の始まる頃、湘南江の島を目の前に臨む七里ヶ浜の高級住宅街に住み
なに不自由のない生活を送ってる専業主婦の美枝子は、
子供のいないまま38才を迎え、毎日の日常にその熟れた身体が満たされていない事を感じていた

美枝子の友人である夏美は、彼女に何も憚ることなく、10歳以上も若い男との不倫を愉しんでいた。
そんな二人の、激しく、汗にまみれた行為を想像し、自分で育ててるラベンダーの薫りから
自らの手で自分の体の火照りを鎮めることしか出来なかった

そんなある日体の火照りと夏美の情事の妄想で歩いてると自転車と接触事故を起こしてしまう。
その相手は、美枝子の好きなラベンダーの香りのする青年だった、
翌日、接触事故が原因で腰を痛めた美枝子を心配した夏美は、整体院を紹介する。
その整体師はあのラベンダーの薫りのする若い男だった・・・

タイトルが「真夏の果実」と言うことでサザンの曲名と同じと言うことからか
ドラマの舞台は湘南海岸にしたのでしょうか
一応38才の熟女主婦のある意味倦怠な日常に埋没されてる性欲が
若い男との偶然の出逢いによって開花されるといった
日常に潜むわずかな隙間を描いたドラマでしたねぇ

一夏の不倫を描いていますが、どうオチをつけるのだろうかとちょっとした劇的なものを期待しましたが
男が仕事でアメリカに去っていくと言うところで安全な落とし前をつけてましたねぇ
ヒロインの小森愛さんの演技力は艶技とあいまって劇的なドラマはないですがちゃんと見られる作品になっていましたね
ある意味なんですよね、うつつしてる人妻が不倫にはしってしまうってのは劇的以外のなにものでもないですが・・・

いつも思うけどRｰ18とRｰ15との基準が今一わからないくらいな濡れ場だと思うもですが
濡れ場の回数は確かに多いですがねぇ
これも多分、ピンク映画として新東宝映画やオークラ映画の新作との併映作品として公開されてる作品でしょうかねぇ

2015年製作、日本OV、レジェンドピクチャーズ作品
秋葉のぞみ脚本、左藤史監督作品
出演：小森愛、水原香菜恵、徳元裕矢、志賀龍美、佐々木美綺、本多菊雄

ノー・エスケープ

まだはまってます「女神の見えざる手」
でも、もういい加減嵌まりから卒業しないと、なんせ2時間20分以上の映画ですし
と言うことで、もう新作導入しなくなった(「キングスマン ゴールデンサークル」さへ導入してない)TSUTAYAさんに変わって
ある意味今月から新作の導入数が増えたかに見えるGEOさん
4本セットレンタルをこのまま続けてくれるといいけども・・・

って言うことで、相変わらずジャケットのタンクトップのお姉ちゃんと
惹句でセットレンタルに組み込んで来ましたが
思ってたほどエロチックではなかったなぁ、完全なるジャケット詐欺の典型

人生ヤクとか色んな依存性を人間としての再生を目的に、
山奥で二週間過ごすキャンプに参加したキャットら女性ばかりの6人の一団
生憎の山火事事故でで、最初の予定とは違うルートでハイキングは始まったのだが、
その山登りの先には彼女たちを付け狙う男たちが
男たちは人間狩りを目的にしたオヤジたち！
ただ彼らの目的が全く語られなく、また彼女たちの肉体が目的ではなく
女たちを一人、また一人と銃撃で殺していって、というお話が延々と続くのですが
83分の映画尺でしたが、一人殺される迄に40分以上の尺をちんたら彼女たちの会話で・・・

狙われたお姉ちゃんたちはというと、
こういった再生セミナーキャンプに参加するような人たちですから、
狙われた男たちからのサバイバル能力は皆無で・・・
ただ逃げるのみで・・・唯一頼りになりそうだったガイドのオバちゃんは二番目に射殺され
生き残った4人のお姉ちゃんたちは絶体絶命の状態からようやっと徒手空拳で反撃に・・・

女たちがいかにダメダメかを前半ではダラダラと描き、後半山に入る頃にはもう中盤を過ぎているという尺の使い方ってのが・・・

映像的にもエログロ的な映像は全くなくて
映画としては一応はまじめには作られてるンですが
社会的にダメダメなお姉ちゃんが命を狙われたことから必死で生き抜くことを通して
セミナーの当初の目的ではないサバイバルから人間的に再生したって言うお話で纏めたのでしょうか

2016年製作、アメリカ映画
ニルス・テイラー製作・脚本・監督作品
出演：ニコル・マリー・ジョンソン、キャリー・フィンクリー、レイシャ・ヘイリー、サラ・モーネル、ルーク・エドワーズ、ニコール・デュポート