MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

青春夜話 Amazing Place

2018-04-28 20:54:04 | 邦画
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日のこの作品はエロチック作品の範疇に入れていいのやら?
映画評論家の切通理作氏が脚本を書いて、監督を努めかつ無台詞で出演もしている
作品ですが、個性も強くなく目立たない存在感のまま
学校生活の中で皆のように青春を謳歌できなかった20代の男女が、

ひょんなことから知り合って一晩の火遊びをラブホではなく
自分の卒業した深夜の学校で青春のやり直しをしようと足掻く映画
と言うことでちゃんと濡れ場が数回用意されておりますので
一応一日1本エロチック作品を見ていく企画にも合致するのかな
よく見ると濡れ場の表現もそんな直接表現ではないので
Rー15の指定も受けてはいないようです

さらに新宿K'sシネマでのレイトショー公開作品と言うことでここでのジャンルは"邦画"にしておきます
タイトルが良いなぁまんま夜話を仮名にすると青春やわですか
謳歌できんかった男と女が20代半ばにして青春を二人で取り戻すお話に
サイドストーリーとして老年の学校用務員のおっさんと中年失恋女教師との
これまた純愛青春ラブストーリーも平行して描いていますが
今時の学校で教員に宿直勤務させてるとこって皆無でしょ
さらにいくら宿直とは言え、厳密に言えば学校抜け出してお酒のんできては職務怠慢です

副題も”Amazing Glace”をこれまたもじって”Amazing Place”これまたセンス・オブ・ワンダー(笑
現在も高校時代も目立たなくて、影のような存在だった男女2人が
お酒の力を借りて"青春"をやり直そう
今の世の中に”復讐”だとばかり
セーラー服、チア衣装にスク水の大コスプレ大会(笑

こんなんはある意味"犯罪"だろうって言う映画でしたが
私自身萌えたのはスク水の上から揉みしだくおっぱいに両胸の脇から手を突っ込んでの
生チチ揉みは実に大脳中枢を刺激されたものの
全裸ボディペインティングの濡れ場とか、セーラー服着用でのセッ○スとか全然萠えなかったなぁ

こんなに下らなく馬鹿馬鹿しく、ある意味気持ち悪い映画
と言ってしまえば身も蓋もないけど・・・ある意味共感で来る部分もありました
どうやら5月2日にセル&レンタルリリースということだったらしいのですが
フライング販売されてたようで昨日新宿東口で購入してきました

切通理作初監督と言うことで様々なピンク映画やエロチックOV、さらにAV関係の方々が
表や裏の両方でサポートされてるんだよねぇ
友松直之さんが製作進行担当に松井理子さんに肉体的に迫られる役とか

名称は撮影監督になっておりますが、黒木歩さんが切通理作氏につききっりで
監督助手みたいなって言うか普通に主役のAV女優の御琴さん演技つけたり、濡れ場の演出されてるんだよねぇ
メイキング見ると・・・この映画は切通理作監督作品というよりか
黒木歩監督作品と言っても過言じゃないような気がしたのは私だけ?
今後は黒木歩監督作品のピンク映画なんてで来るんじゃないのかな
て言うかできたらいいな

2017年製作、日本映画、シネ☆マみれ作品
友松直之出演・製作総指揮、切通理作脚本・出演・監督作品、貝原クリス亮美術、黒木歩出演・撮影監督作品
出演:深琴、須森隆文、飯島大介、安部智凛、松井理子、佐野和宏、衣緒菜、晴野未子、中沢健、石川雄也、和田光沙、櫻井拓也、川瀬陽太
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悟空伝

2018-04-28 01:38:37 | アジア映画
シネマート新宿の企画興行”中華まつり2018年冬篇”で「修羅:黒衣の反逆」と一緒に公開された中国の孫悟空ものです
悟空の俳優さんがものすごいイケメンさんになっていますが
「悟空伝」と言うことで三蔵法師も豚も河童も登場しませんと言うことで
彼らが悟空と会う前の悟空が一人で大暴れしていた時代のお話

つまり『西遊記』に語られる以前の悟空物語が新たに創作されて
その辺を一本の映画にしていたと読みました
そうなんですよ御釈迦様にあきれられて閉じ込められると言うか
まだ御釈迦様にも会う前の悟空が語られているんですね
相変わらずのおバカ中国の映画ですからグリーンバックでのワイヤーアクションに
お金をふんだんに使ってにCG映像が・・・

今や世界の映画界を映像的にも金銭的にも牽引してる中国はすごいよね
昨日見たロック様のコメディ映画なんてユニバーサルのロゴの後にWBのロゴからのニューラインと
もうハリウッドもアメリカ単体では映画製作できない
中国あってのハリウッドになってるようで最新作の「SW最後のジェダイ」にしたって
全世界に先駆けて本国よりも早く公開されてたようですね
チャイナ、チャイナと草木も靡く・・・
そんな中でデート映画をひたすら作り続けてる日本映画界はある意味偉いって言っておこう(パラドックスですが・・・)

天空の女帝・上聖天尊によって、悟空の住む花果山を滅ぼされた事で、
悟空が天空に乗り込み大暴れするところから物語が始まりますがアクションだけにこだわらず
前半は悟空にしてもイケメンさんが素顔でコメディ色の強いアクションを見せてくれます
如意棒・・・確かに『西遊記』では小さく楊子くらいにしては耳のなかに隠しておりますが
それを逆手にとって・・・マグマのような燃えたぎった巨大な棒が耳からズドーンと出てきたりってのは面白かった

後半の猿に変身しての悟空が天上で敵との戦闘シーンのシリアス感の映像は
中国映画界の真骨頂ですよね
二時間の尺はやっぱ長いので、話の意味が分からないところがあったりします
ってこう言うCGの目まぐるしい映像は字幕読み映像もって言うのが
最近つらくなってきてるんで日本語版で鑑賞すると登場人物の役名とかの区別や判別がつかなくなるんですね

チャウ・シンチー監督のある意味悪ふざけ孫悟空映画とはまた違った意味で新しい悟空映画を見ましたが、こうした中国映画は古典を含めて新しい世代に入っていってるんですねきっと

2017年製作、中国映画(日本公開作品)
デレク・クォック脚本・監督作品
出演:エディ・ポン、ニー・ニー、オウ・ハオ、ショーン・ユー、フェイ・ユー、チェン・シュアン、チャオ・シャン、ヤン・ディー
コメント (2)
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