MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

日本統一2

2019-01-21 23:35:24 | Vシネマ
日本映画専門チャンネルで今月から月二本ペースでOA開始になったVシネマの「日本統一」シリーズ
土曜の深夜枠でのOAですが、ちょっと他に録画したい番組とかあって
ようやっと再放送?再々放送??だかを録画したものを視聴しました

"1"は人物紹介的な作品でしたが、今作では山口祥行演じる田村悠人が刑務所に入っていた8年間の間に本宮泰風演じる氷室連司が、龍征会を潰しにかけてきた侠和会上田組若頭三上組のカシラにまで上りつめていったのをダイジェスト的に紹介し
悠人が娑婆に不馴れな状況から始まります

氷室の親の三上を演じてる古井榮一が実にいいですねぇ
侠和会も先代千葉ちゃんが引退して二代目には白竜さん演じる工藤が昇格した関係で
誠直也演じる山崎が若頭になってからは世代交代の名目で
岡崎二郎演じる山崎を疎外していく片方で三上を直參に引き上げる算段を・・・

ってことで二代目となった和会侠の内部抗争のプロローグと言った内容になっており
二本撮りの関係からか千葉ちゃんと梅辰さんもちょい顔だし
殆ど一日拘束で二本分の出演料っていうのは実に美味しいですねぇ
っていうか千葉ちゃんのてっぺんがかなりな薄くなっておりましたねぇ

岡崎と古井の親子関係って実にいいですねぇ
岡崎が"泣いて馬謖を斬る"的な親子の分かれ目のエピソードは侠気(おとこぎ)を見せてくれてるんですねぇ
でもその侠気は自ら侠和会から去り、京都で別組織を立ち上げ
なんと先手必勝とヒットマンを山崎暗殺に・・・
ってことで山崎と川谷は被弾してしまい

山崎になぜか可愛がられていた悠人は被弾しつつもヒットマンを倒すが
ってきとで二代目工藤の船出は波乱万丈ですが
氷室は冷静に山崎への報復に・・・

どうしてこういういいところでto be continuedになるんでしょうかねぇ

2013年製作、日本映画、アドバンス作品
山本芳久監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、小沢仁志、誠直也、古井榮一、岡崎二朗、川村亜紀、勝矢、松田優、古井 榮一、優加納、竜曽根悠多、白竜、哀川翔、梅宮辰夫、千葉真一
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おんな極悪帖

2019-01-21 20:18:52 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画の本日の一本は・・・

5社体制の邦画会社がTV普及によって斜陽の産業からじり貧の産業にまで落ち込んで
東映はヤクザ映画という金脈をあてて加えてTVではできえない時代劇でのエログロ路線で糊口を凌ぎつつあるなか
東宝は一早く配給会社に転向して
松竹は寅さんお一人で会社を支えていたものの
不動産もなきまま大映と日活がダイニチ映配を組んでいた時代の1970年に作られた映画ですから
多少のエロはあるものの寸止め時代劇映画です

が俳優陣はそれなりの役者を揃え大道具はたとえじり貧でも映画屋魂で手抜きなしっていうのは実にうれしい限りです
主演の安田道代は、私のお気に入りの女優さんのお一人です
当時倒産寸前の大映の時代劇や現代劇をある意味お一人で支えてこられたお方でして
エロっぽい作品にもちゃんと出演されてはいますが
オールヌードでは後ろ姿であり
胸を出してるシーンでは引き画で顔はわからないボディダブルですねぇ

アップは
ちゃんと顔を見せてくれてますが・・・
脱ぎっぷりには期待ができませんのですが
結構この時代に活躍されていましたねぇ

なんとこんな映画って言ったら失礼に当たる
なんせ谷崎潤一郎の『恐怖時代』が原作ですから
大嶋監督の奥さま小山明子さんが実におきれいでして・・・
他に水を得た魚のようなキ○ガイ殿様に岸田森さん
そして己の出世と女欲に生きる若き侍に田村正和といい役者を使える余力が大映にはまだあったのかなぁ

登場人物全員が己の欲望に忠実に生きていくと言う
もうピカレスク時代劇
結局悪は滅びてしまうと言うオチでしかないんだけども
誰か一人だけでも生かしておいてくれたらねぇ私好みの作品となっていたんだろうなぁ
全員が死んでしまうっていうのはわかるんだけども・・・

1970年製作、日本映画、大映作品
池広一夫監督作品
出演:安田道代、田村正和、小山明子、佐藤慶、岸田森、小松方正、芦屋小雁
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タイガー・バレット

2019-01-21 17:12:51 | アジア映画
インドのアクション映画を見ました
過去にっても最近ですが史劇アクション(ってもフィクションですが)「バーフバリ」の前編後編とか大変見応えがあり
所謂目先に目新しさでボリウッド映画の第二次ブームがやって来てる感は否めないんだけど

この映画はなんと現代劇でして、主人公は国境警備の兵隊さん
ってことでインド発の「ランボー」映画と言われているようでして
主演のタイガー・シュロフさんはDVDジャケットにあるように筋肉隆々でして腹筋は完全に6個に割れてる
こんなお兄ちゃんが昔の恋人の娘の誘拐事件を追っかけて筋肉肉体を遺憾無く発揮して八面六臂の大活躍
更にインド映画のウリである突然歌い出して集団で踊りまくるシーンが2ヶ所に見受けられます

ヒーローにはヒロインが必要なのは映画の常
ってことでヒロインはかなりな美形のディシャ・パタニさん
この人
ジャッキー・チェンの「カンフー・ヨガ」でインドのお姫様だった人
この美しさ尋常ではありませんが
なんとこのヒロイン映画の中で死んでしまうんです

ってことでヒロインの死がある意味ヒーローである主人公がラストで”ランボー”も霞むほどの大暴れの原動力に・・・っていう寸法になってるんですね

前半はヒロインが娘が誘拐されたと昔の恋人のしゅじんこうを呼び寄せ
ヒーローが誘拐事件を・・・っても警察からして
回りの人たちから、なんと事件はなかったようなんですよね
ってことでちょっとしたミステリー仕立て

で後半はジャングルで100人近いギャングたちの銃弾を雨霰と浴びながらも
なんと彼には一発も当たらないまさに神業
徒手空拳で突っ込んで行って敵の銃を奪っての銃撃よりも跳ぶ蹴るの肉弾炸裂
ヘリコプターの重機関銃も何のその

っていうかインドの警察って殴る蹴るムチうつっていう拷問するんですか
劇中”軍人なら拷問しないのに・・・”っていう台詞を警部?さんが言ってるんですけど
インドでは捕まらんようにせねば

原題は「BAAGHI 2」っていうんですがタイガー・シュロフさんの同じ人物の作品なのか
よくわからないんだけどこの映画はこの映画で一本の作品として完成してるので問題はありませんけども
"2"ってあると血液型の性格から"1"も見て見たいのですが未輸入なんですね
しかしインド映画は長尺ですねぇ

2018年製作、インド映画(日本未公開作品)
アフメド・カーン監督作品
出演:タイガー・シュロフ、ディシャ・パタニ、マノージュ・バージパーイー、ランディープ・フーダー
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