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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

重臣と青年将校 陸海軍流血史

2025-02-17 17:17:17 | 邦画
国際放映が新東宝キネマノスタルジアからもまたディアゴスティーニの東宝・新東宝戦争映画シリーズとパッケージとしてリリースされてる作品ですが
何故か手に入れて無かった作品
それがなんとYouTubeの新東宝公式チャンネルで無料公開されていたので視聴させてもらいました。
新東宝お得意の日本軍の血の歴史を描いた作品で
 
邦題からも分かるように張作霖爆死事件から二・二六事件までの軍部の若手将校たちのいわゆる血の抗争事件を歴史的に89分の尺で上っ面だけを歴史的になぞって見せるある意味女優さんを抜きにしての新東宝男優陣オールスターで描いて見せた作品
上っ面ではありますが
こう言う経緯で日本はあの戦争に突入していったのかって言うのが少しはわかるような錯覚に陥らせてくれる作品
 
そういやここんとこ笠原和夫さんのこと少し書いていましたが東映で笠原脚本で作られた「日本暗殺秘録」は長らく封印映画としてパッケージ化されていなかったのは物語の中の人物が生存されていたためって言うお話を聞いたことがありましたが
その中の1エピソードで二・二六にも繋がっていく永田少将斬殺した相沢中佐(日本暗殺秘録では高倉健さんが演じられていましたが^_^)
この映画では沼田曜一さんが演じていたのね
 
まぁこ言った軍部が起こした流血のある意味クーデターとかそれぞれそれらの事件の一つ一つを深掘りするのではないところが新東宝らしいちゃらしいのですが
この時代まだまだ新東宝もきちんとお金かけて映画製作に精出してるようで
軍人さんやらその他多勢のエキストラも大量に動員でするだけの力はあったようですね
ゲスト的に高倉みゆきさんが出演されてるんですが彼女のどこに魅力を感じて会社潰してしまったんでしょうかねえ大倉貢さんは
 
1958年製作、日本映画、新東宝作品
大蔵貢製作、土居通芳監督作品
出演:宇津井健、細川俊夫、中山昭二、丹波哲郎、中村竜三郎、御木本伸介、沼田曜一、松本朝夫、三村俊夫、伊達正三郎、淺見比呂志、杉山弘太郎、小林重四郎、九重京司、林寛、鈴木義十郎、若宮隆二、千葉徹、晴海勇三、坂東好太郎、竜崎一郎、高田稔、三ツ矢歌子、高倉みゆき
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インデペンデンス・デイ2025

2025-02-17 05:05:05 | 洋画未公開
私大好きアサイラム映画、いやみんな大好きアサイラム映画だよね
そうでなきゃアルバトロスから毎月コンスタントに1〜2本アサイラム作品がきっちりとリリースされてくるわけですからね
本国のアサイラム社でも需要があるから製作できてるわけで
やっぱなんだかんだ言っても地雷映画は誰でも大好きってことなんだ
それでアサイラムもCGやVFXのクオリティも上げてきてたりとできるわけで
こんな需要と供給のバランスが取れてるっていうのも珍しい
 
いつものアサイラム作品だと主演はおっぱいのおっきな女優さんが主人公なんですが
今作は女優さんが主役では無いのね
どことなく風采の上がらなそうな男優さんが宇宙生物学者さんでマイケル・パレ演じる米大統領の要請を受けてホワイトハウスで宇宙からやってきた球体との攻防戦に対処するストーリー
この球体がいわゆる攻撃型UFOでしてシールドを張っておるために地球の武器や
攻撃兵器がまったく歯が立たなくて米軍隊を完膚なきまでに撃破してしまう
陸軍大将はもはや核兵器の使用あるのみって方向に動くものの大統領がこれだけはNGって動かないのでもはや米国は撃沈寸前に・・・
モロー博士がなんとか対策を見つけて電磁波でシールドを破りそこへ核兵器以外のありとあらゆる兵器を投入して戦いを挑むものの
土星の近くに待機していた10機の球体UFOが総攻撃をかけてきて地球蹂躙にむかうものの
全世界このアメリカ方式で撃退するというお話なんですが
 
相変わらずのツッコミどころ満載でしてその最たるものは破壊された球体UFOからにげだすエイリアンという宇宙人はなんと四つ足の獣でして
それが宇宙船捨ててスタコラさっさと四方八方に蜘蛛の子を散らすように逃げるシーンはあれども彼らを殲滅してる映像は皆無
にげだした宇宙人はこの地球上でどないなったんやって言う疑問を残してのめでたしめでたしでしたねぇ
 
最初に来た一機の球体が偵察機でして地球上の兵器の威力を偵察しての総攻撃だったようですがそんな頭よく見えない四つ足のエイリアンだったんですが・・・
今作は男親が一応子供たちを心配するという家族愛も見せるものの家族愛を前面に出してきてないし、また家族が力合わせてって言う作品でもない
主役を男にしてるというある意味アサイラム作品としては異色作と言ってもいいのかな
アクションシーンがなく爆撃映像だけで構築されてるもののお話としてはそれなりに楽しめる作品でしたねぇ
 
2024年製作、アメリカ映画
エイドリアン・アビラ監督作品
出演:マイケル・パレ、。プレストン・ギア、ポール・ローガン、ニーリー・ダヤン、ヴィニー・パグリース
コメント (2)
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