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1961年製作されたブロードウェイミュージカルを
映画化してアカデミー賞を受賞して世界的に大ヒットしたこの「ウエスト・サイド物語」を
なんと60年ぶりにリバイバル映画化したのは巨匠スティーヴン・スピルバーグ
基本ストーリーの設定は変わんないようですね
しかし、一応もういつ見たかは覚えてないほどむかし見たオリジナル版よりは
ミュージカルって言ってもセリフが歌になるとこととか
モブダンスシーンとかが
オリジナルの圧倒されるような勢いではなく
よりミュージカル観を薄めていたように感じてしまった
コレならあの突然セリフが歌になることにミュージカルアレルギーの人でも見られるかもしれないなぁ
ってのは思いながら見てましたが・・・
さらに撮影機材の違いというかオリジナルはフィルム撮影にテクニカラーって言った極彩色な作品でしたが
デジタルで撮影されたリバイバル作品は薄汚いNYのダウンタウンの醜い姿をしっかりと
ある意味モノトーン調でミュージカル風に描いていたように見えました
結局こう言った作品となるとどうしてもオリジナルとリバイバル作品との違い探しになってしまうんですが
スピルバーグがなぜには60年前の作品を、それもミュージカルをリバイバルさせたのか
それはポーランド系アメリカ人のジェッツ団とプエルトリコ移民のシャーク団との対立が
現代アメリカ社会に於いて前大統領の施作に於いて
貧富の格差、肌の色における人種差別に移民問題っていう対立構成が
社会問題としてクローズアップされてきたことが大きかったんだと見てて改めて・・・
スピルバーグは今作らねばってのはいうことだんだろうと思いながら見ていた
この感覚はわたし自体も若かったってのもあったんだろうけど
そう言った視点ではオリジナルでは見てなかくて
ロミジュリのお伽バナとしてしか見てなかったけど
60年前からこう言った問題提起をしていたんですね、改めて原作者の予見慧眼に・・・
元々アメリカ人って全員が移民ですからさほど問題点には成ってなかった時代で黒人と白人の人種差別くらいがクローズアップされてただけだったってのもあったんでしょうね
っていうか
当時はそうは思わなかったけど
実はたった二日の物語なのに一目あっただけであんなに命をかけたような
全く対象以外は眼中になくなるほどの愛って生まれるものなんでしょうかねぇ
オリジナルで重要な鍵を握るアニータを演じておられたリタ・モレノさんが
まさかの役で登場されていたんですね
なんかフォックス映画がディズニーに吸収合併されてからFOX映画はあのロゴだけは健在ではあるものの
二次使用は配信のみでレンタル店にはもうならばないし
FOX映画はセルでもBlu-rayとDVDのコンポだけで、デジタルコピーは無いんですねぇ
2021年製作、アメリカ映画
スティーヴン・スピルバーグ監督作品
出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレ・リベラ、コリー・ストール、リタ・モレノ、マイク・フェスト
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