今日の二部は前に見た二谷英明さんの「七人の挑戦者」という作品とカップリングになってベストフィールドという会社から「二谷英明 銀幕の世界 Vol.1 七人の挑戦者/暗黒街の静かな男」というDVDから
もう一方の「暗黒街の静かな男」という作品を
1961年製作公開で先の作品が7月公開でこちらの作品が10月公開
そして杉山俊夫と前の作品ではポスターにもクレジットされない新人の和泉雅子さんのお二人が再び共演されており
和泉さんはやっと14歳になったばかりであるしクレジットには(新人)とついてるものの堂々たる演技でもうかなりなベテランみたいな演技を見せてくれてるし
今作ではもう助演としてほとんど出ずっぱりであるし
クライマックスへと導く役所でもあり
日活を支えてきた青春スターの片鱗をなんとデビュー二作目にして見せてくれてるおそろしさ
ボクサーだった主人公が対戦相手を失明させて海外に逃げてくらしていたものの
日本に里帰りした途端になんとどう知ったのかやくざがお出迎え
そいつらを引っ張り回しているうちに
昔の失明させた対戦相手が現在経営してる花屋とレストランの土地を巡って
なんと2組のやくざが競合しており
マスターが誰かに殺されて土地を手に入れようとやくざの嫌がらせに対して
二谷さんが花屋に勤めて防御するという中で
2組の敵対するヤクザの親分に芦田伸介と垂水悟郎さん
この両者を戦わせる作戦に出る二谷さんとの駆け引きが見所の一つになってる作品ですが
クライマックスに銃撃戦があるものの
きちんと始末をつけて再び去っていくっていうのは日活作品だからでははなくて、時代劇の股旅もののお決まりのパターンですよね
白木マリさんがお若かった
1961年製作、日本映画、日活作品
舛田利雄監督作品
出演:二谷英明、杉山俊夫、白木マリ、和泉雅子、垂水悟郎、梅野泰靖、井上昭文、深江章喜、木島一郎、杉江弘、江幡高志、小野良、青木富夫、八代康二、近江大介、野村隆、久遠利三、河瀬正敏、林茂朗、芦田伸介
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