GEOさんの子会社プルークがGEOさん限定で再び超長〜い邦題の未公開作品が4月の「不良ムスメが盗みに入ったら、そこが食人ファミリーの家だった話 ~そこにマフィアが乱入して更に状況が悪化した」、「2年前、行方不明になった学生たちが撮影した卒業制作の映画を観てみたら、森で秘密の儀式に巻き込まれていた話」に続いて第三弾としてこの作品を今月リリースしました
いやほんまに映画の内容をタイトルで全て表してしまってる作品タイトルだし
なんと原題はたった1単語で冠詞もつかない「Prey」まさかの超絶ワン単語タイトルだったとは
そう原題が示すとおり人間がライオンのpreyとなるお話には間違いがないんですが
人間が単にライオンのエサになるだけでは映画として成立しなくはないけど
それじゃ全くお話にならないわけで
アフリカに人道支援に来ていた医者とその奥さん、支援物資の滞りに耐えつつも何かと支援を続けていたもののポコハラムの巻き返しのために避難せざるをえなくなり
唯一のセスナにボラれながらもなんとか搭乗したもののオンボロセスナですから7人も乗ったら重量オーバーかなんか知らないけど墜落してしまい
墜落したとこが悪かった人食いライオンの原野だったってもう邦題のまんま
まぁサメ映画と違って戦って勝てる相手ではないライオンですからまずは人里目指してそこへ行こうっていうものの
医師の奥さんが墜落時足を負傷し歩けないからセスナの残骸に夫婦してのこるハメに
その夜奥さんはライオンのpreyになって生き残ったのは旦那さん1人
そこに人里目指して行った連中が方角が分からなくなって戻ってきて
まぁライオンが画面にその姿を見せるのはなんと30分も尺がすすんだころでして
映画としては人間たちの見にくい欲望丸出しのいがみ合いを見せてストーリーを繋いでいくんですね
一番胸糞悪い奴はなんとパイロット。欲望のために支援の医療品は運ばずにご禁制の品物ばっかを密輸していたりで
ライオンそっちのけで人間同士の醜い姿を晒していく中で毒蛇とかライオンとかで1人死に2人死んでいく
さらにゲリラに襲われたりで最終的には医師とパイロットだけが生き残るんですが
なんと突然このパイロット善意に目覚めて
ほんと自ら過去の自分が悪かったって医師を助けて自分はライオンのpreyになっちゃう
ここのあまりの唐突感に見てるこっちの驚きが隠せない展開にはもうお口アングリ
たしかに人はライオンたちのpreyにはなるんですが本筋は醜い人間同士の生き残りをかけての人としてのいきたいっていう欲望でのいがみ合いを見せてる作品で
そう言った欲望丸出しの欲望を見せていたものが突然最悪の男がいきなり善人になっての自己犠牲って見てるこっちが完全戸惑うようなプロットにして見せられるとねぇ
まぁ人食いシーンとか全くなかったんですね
美人の奥さんがあっという間に消えてむむくつけきおとこばっかの欲望丸出し映画っていうことで
実に映画としてはグロいシーンもお色気もないまま終わるという映画としても片肺飛行の作品
2024年製作、アメリカ映画
ムクンダ・マイケル・デュウィル脚本・監督作品
出演:ライアン・フィリップ、エミール・ハーシュ、ディラン・フラッシュナー、ミーナ・スヴァーリ
出演:ライアン・フィリップ、エミール・ハーシュ、ディラン・フラッシュナー、ミーナ・スヴァーリ
ハリウッド映画会社メトです。ロ・ゴールドウィン・メイヤー (MGM)を思いました。
その昔に見たドキュメント映画では、ライオンか人を襲うところを流したのです。
撮影隊は、隠れて襲われる場面を撮ったのです。
黒人の使用人に危機を教えない姿勢を疑いました。
相変わらずネタバレ全開のタイトル。
それでもある程度興味を持たせるタイトルではありましたので、ちょっと期待して観たものの、なんだライオンとの戦いは無いのかよ、とガッカリでした。
一番生き延びたそうにしていた極悪人パイロットが、お前の為に死んでやる!となる場面には、急にどうした(笑)としか思えず、同じくお口ポカンでした。
お宅のサイトでロゴの変遷の動画を見させてもらいました
モノクロ時代っていうかサイレントだったからでしょうか最初はライオンさん吠えないのね
しっかり本物のライオンを移して社名ロゴと合成してたんですね
いやえらい勉強になりましたありがとうございますって
東映のロゴもでした。
ライオンと人との生き残りの闘争劇ではなく
見苦しい人間の闘争の隙間にライオンでしたけど
いきなりラストで極悪人のパイロットが急に人が変わったのにはただただ呆然の映画でした。