クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒試の曲 その3

2017-10-31 | 上の娘ごと

バルトークを弾くのであれば必ずこのフィンガリングで・・・とY先生に指定された

そのフィンガリングは、その昔ジョルジュ・パウクに師事していらした若き日のY先生

が、ジョルジュ・パウクの楽譜から直接書き写させて頂いたものなのだそうです。

Y先生はその思い出をとても大切にされているようです。

最初はその一般的でないフィンガリングに惑いばかりだった娘も、次第にそうあるべき

意味を理解することができたものの、それでもどうにも弾きにくいフレーズが2ヶ所あり

ました。

その旨、Y先生にお話ししたのですが、その指使いがいかに最適であるか諭され、指使いを

変更することは却下されました。

娘曰く、男性の、特に欧米人の大きな手であれば問題ないことなのだと。

女性としては決して小さくはない娘の手ですが、指先が極端に細く、なかなか厳しい

ところなようです。

この独特なフィンガリングの楽譜を使うにあたり、もう一つ乗り越えなければいけないこと

がありました。

それは、K先生の承諾を得られるかということ。

お二人の先生に師事するということは、とても多くのことを得ることができる反面、

それなりの苦労も付きまといます。

このことについてあまり触れて来ませんでしたし、この先も書くつもりはありませんが、

娘がこれまで折に触れ悩んできたことです。

卒業試験の曲決めに関しては、最初にY先生に相談した結果、予想していた以上に

主導権を握られたので、娘も(私も)少しばかり戸惑っています。

第1関門である「ジョルジュ・パウクの楽譜を使う」ことについては、K先生も承知して

くださったので、まずはホッとしています。




先週のソフトバンク・スーパーフライデーにて、今月2回目、サーティワン。





バニラ&コットンキャンディパーティ。




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