松本市美術館の門を入ると、すぐ左手に目にも鮮
やかな大きなオブジェが独特の存在感を放ちなが
ら屋外展示されています。
草間彌生作 「幻の華」。
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右手前に立つ下の娘に対してこんなに大きな作品
です。
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雨の効果で表面のツヤツヤ感が増し、色味も鮮明
になっている感じがします。
建物入り口壁面も草間さんのデザインで、可愛ら
しいです。
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松本市美術館には松本市の出身である草間彌生さ
んの作品が常設されているようですが、私たちが
訪ねた時は、期間限定で 「草間彌生〜魂のおきど
ころ」という特集展示になっていました。
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展示物の撮影は禁止なので、写真での紹介はでき
ませんが、お馴染みのドットで溢れた作品が多く
見られました。
大小無数の黒のドットが描かれた山吹色の巨大南
瓜のオブジェ 「大いなる巨大な南瓜」。
天に向かって永遠に続き、地下に向かって永遠に
続く梯子を、鏡を効果的に使うことで上手く表現
した「天国への梯子」。
この「天国への梯子」は、一見単純でありなが
ら、私はものすごくインパクトを受けました。
かなり長いことその空間にいたし、再度戻って来
てまたしばらく鑑賞していました。
やはりすごいです、草間彌生さん。
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