上の娘が音楽塾から観光地無料チケットのようなもの
をもらっていたので、美術館も松本城も3人とも無料
で入場することができました😊
天守の階段は急勾配で幅も狭いため、リュックサック
や大きな荷物は預けないといけないのですが、大切な
ヴァイオリンを預けるわけにはいかず、上の娘は注意
されたらどうしよう😢とビクビクしながら背負って
いました。
天守内は観光客で賑わっていて、1階の階段前か
らすでに長い列が続いています。
階上から降りてくる人たちもいるので、一歩一歩、一
段一段ゆっくりゆっくり進む感じです。
警備員の方もあちこちに配備されていました。
最初の階段にようやく到達した時、そこが持ち場の
警備員さんに上の娘が声をかけられました。
「階段は急だし狭いから気をつけてね。 ここはまだ
いいけど、上に行くほどもっと急になって危ないから
ね。 大切な楽器でしょ? ぶつけないようにゆっく
りゆっくり上りなさいね。 降りる時はもっと大変だ
よ。 段差で楽器をガン!ってぶつけちゃったりする
から。 この間もそういう人いたから。 高価な楽器
なんだから慎重にね。」
なんと楽器の心配をしてくださったのでした。
素敵な気配りができる方!!
確かに、毎年この時期、音楽塾の先生方にしろ塾生に
しろ、ここを訪ねる人は一定数いるでしょう。
音楽家にとって楽器がどれだけ大切なものか、
理解し
てくださっていたのでした。
さらに、階上の警備員さんに、「これから楽器持った
女の子が上がります。」と無線で伝えてくださ
いまし
た。
なんとか無事に最上階までたどり着きました。
天守内の撮影は最上階のみ許されています。
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太く頑丈な立派な梁
最上階からの眺め
下りは言われていた通り、さらに難関でしたが、
細心の注意で無事降りきることができました。