京都御所見学の入り口は、清所門から。
こちらの門は、すぐお隣にある「宣秋門」。
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高位の貴族などが、天皇との対面のために使
用した玄関である「御車寄せ」の前を通り、
「承明門」へ。
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この時、急に天気が回復したので、青空に朱
色の門が映え、一瞬南国にいるような気分に
なりました。
覗き見えるのは、最も格式の高い本殿である
「紫宸殿」
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門の中に入ることができることに少し驚きま
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門の中に入ることができることに少し驚きま
した。
紫宸殿は、五箇条の御誓文の舞台にもなった
場所。
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ここに立った時に、既視感がありました。
既視感というよりは、この場所に漂う空気感
というか、気の流れというか、もっと言うと
3次元の空間に時間軸も合わさったような不
思議な感覚、それを体感したことがあるなと
思いました。
そしてすぐに思い出しました。
明治神宮です。
明治神宮の拝殿のあるあの囲われた場所で、
宇宙の中心にいるような錯覚を覚えた…みた
いなことをこのブログでも書きましたが、あ
の時と似た感覚。
あの時よりは半分くらい弱かったですが。
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五箇条の御誓文は、明治天皇が公家や大名に
示した新政府の指針。
明治神宮には、明治天皇が祀られています。
この二つの場所には、言葉ではうまく表せな
い何かがあると私は感じました。
そんなふうに思っていると、紫宸殿の真裏か
ら、たぶん鷹と思われる大きな鳥が悠々と羽
を広げて飛んで来ました。
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まるで時空を超えてやって来たかのように。
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