クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

母の日のプレゼント

2023-05-14 | 日記



雨模様の母の日となりましたね。

私は例年通り、2人の母に花を贈りました。

今年、特に強く思ったことがあります。

花を贈る相手がいること、感謝の気持ちを贈

る相手がいること、それがどれだけ幸せなこ

とか。

なんて有難いんだろうと、今年は花を選びな

がら、何度も感謝の気持ちが沸き起こりまし

た。


母としての私には、娘たちが美味しい食事を

ご馳走しくれました。

母の日を前に、「今年は食事に連れて行って

げたいと思っているんだけど、どこか行き

たいところある? 高級なお店でもいいよ!」

と言われ、少し迷った後、上海人の友人が東

京で一番美味しいと言っていた飲茶の名店を

思い出し、リクエストしました。

すぐに予約を取ってくれ、今日3人で行って

来ました。


丸の内にある 「 ヤウメイ 」 。






奥の角席、とても良いお席に通されました。





気持ちの良い真っ白なクロスに真っ白な食

器のテーブルセッティング。


お茶をオーダーすると、お茶を専門に扱うこ

の方 ↓ が、すぐお隣で頃合いを図りつつ、

味しいお茶を淹れてくださいました。














帆立焼売、海老と豆苗の蒸餃子。







海老蒸餃子。














台湾豆苗ガーリック炒め。







北京風水餃子。







鴨春巻き。







坦々麺。








マンゴープリン。







杏仁豆腐。






すべてとても美味しかったです😊

とにかくお上品な味。

それでいて、ピタッとハマったバランスの良

い味わい。

美しい姿。

中華料理のカテゴリーではないような。

お値段はかなり張りますが、ラグジュアリー

な空間で、きめ細かいサービスを受けながら

端正なお料理を味わえるのはまさに至福。






娘たち✨素敵な時間をどうもありがとう✨










ドンファンとマラ9

2023-05-12 | 日記



こどもの日の5月5日は、夫が所属する都内某

区管弦楽団の定期演奏会を鑑賞して来まし

た。

東京芸術劇場コンサートホールにて。

ホールとしては、サントリーホールの次くら

に好きなホールです。


広く高い吹き抜けのアトリウム。






席数2000、音響抜群の大ホール。






オーケストラ全体を見渡せ、音もバランス良

く飛んでくる2階正面左手の席に、夫の両

と並んで鑑賞しました。


曲目は、

リヒャルト・シュトラウス 交響詩 「ドン・

ファン 」 

グスタフ・マーラー 交響曲第9番 ニ長調


ドン・ファンが18分程、マーラーが80分程な

ので、18分の演奏の後すぐに休憩に入りまし

た😳

ドン・ファンは、プロのオーケストラの入団

試験の課題に必ずと言っていいほど入ってい

る曲、上の娘が練習に練習を重ねて来ている

曲でもあり、私も耳タコ状態です。

そんな難曲ですが、常任指揮者の和田一樹さ

んはこの先どんどん階段を上って行かれるで

あろう才能豊かな方ですし、弦楽器も定評の

あるオーケストラなので、一部管楽器に目を

瞑ればしっかりまとまっていて素晴らしい演

奏だったと思います。

それと、コンサートマスター !

上手い方だなぁとは前から思っていたのです

が、今回ドン・ファンの難しいソロパートを

聴いて、完全にプロ ! と思いました。


マーラーの9番は、約80分という大作、第10

未完なため、マーラー最後の交響曲とさ

ています。

別れ、死がテーマとされていますが、あぁ、

マーラーだなぁ😌 と感じる、心を揺るがす

いフレーズが随所に現れ、とても心地良

曲です。

振り幅も大きく、指揮者すごいなぁ、そんな

に揺らすんだー、指揮に付いていくの大変そ

うだなぁ、でもちゃんと付いて行ってる、す

ごいなぁ…と思いながら聴いていました。

最終章は、まさに徐々に弱まり、ゆっくりと

息絶えて行くかのようなシーン、ここをかな

時間をかけて表現しているのですが、指揮

もオーケストラも渾身の演奏で、それがほ

満席のホールにも伝わり、楽器の奏でる音

外全くの無音、演奏者と聴衆が一体化した

かのような静謐な空間と時間を作り上げてい

ました。








ラ•フォル•ジュルネ•2023

2023-05-10 | 日記




「 ラ・フォル・ジュルネ 」 は、フランスで誕

生したクラシック音楽祭。

「 熱狂の日 」 という意味のネーミングに

なっています。







有料コンサートはもちろんなのですが、入場

無料のエリアコンサートがいくつも用意され

ていることが大きな魅力。







丸ビルや新丸ビル、丸の内オアゾ、明治安田

生命ビルなどのイベントスペースで、一日に

数回、短時間ながら本格的なクラシック音楽

を楽しむことができます。

国内外で活躍するプロの演奏家や将来を嘱望

される若手演奏家によるソロ演奏やデュオや

カルテット等、聴きたい音楽を選ぶ楽しみも

あります。

お目当ての演奏家や聴きたい曲があれば、

の時間、その場所に早めに行って並ぶことで

自由席に座ってゆっくり聴くこともできます

し、行き当たりばったりで立ち見席から楽し

むこともできます。


私たちは、太田糸音さん(ピアノ)とエロイ

カ木管五重奏団による、ベートーヴェンのピ

アノ協奏曲第1番、






ヴァイオリン・渡邉紗蘭さん、ピアノ・佐藤

志帆さんによる、ベートーヴェン・ヴァイオ

ンソナタ第5番、ストラヴィンスキー・イ

タリア組曲等、






菊池裕介先生( ピアノ )による、ベートー

ヴェンピアノソナタ 「 月光 」、シューマ

ン・幻想曲を立ち見で聴きました。





どの演奏も素晴らしかった😌✨



音楽を楽しんだ後は、ブリックスクエアへ












ビルの合間、緑が多く、ベンチも多く、居心

地が良いので、好きな場所です。

地下のスタバで抹茶クリームフラペチーノを

テイクアウトし、まったりしました。






夫のドリンクリクエストが、 「  アイコー

ヒーじゃつまらないから、コーヒー系で冷た

くて、甘すぎないのが欲しい  」 とのこと

だったので、コーヒーフラペチーノをセレク

トしてみました

大層気に入ってくれました😊



先月訪れた際はまだだった薔薇の花が綺麗に

咲いていました✨























雑司ヶ谷の鰻屋さんへ

2023-05-09 | 日記




緑の日の5月4日は、丸の内で行われていた

「 ラ・フォル・ジュルネ・TOKYO 2023 」

に行って来ました。

夫と上の娘も一緒です。

そういえば、去年もこの3人で来たような🤔


その前に、まずはお昼ごはん。

鰻を食べに行きました!

夫が数日前に予約を入れておいてくれた、

司ヶ谷の 「 江戸一 」 さんへ。

こちらのお店に伺うのは、2回目です。






個室でした。






「 注文から40分かかります。 」 との通り、

40分強待って、お待ちかねの鰻重が運ばれて

ました。

重箱の蓋を開ける瞬間のワクワク感✨


美味しそうー☺️✨





香ばしくも芳しい匂い😌

見るからに美味しそうな焼き加減😌




身はとろとろに柔らかく、タレはサラッとし

て、とても美味しい😊

大満足✨

次回もこちらにしましょう。



東京丸の内へ。














丸の内仲通りや行幸通り、皇居外苑までの丸

の内一帯がとても好きです。

皇居から漂ってくる特別な空気を感じます😌













奥宮の不思議な世界

2023-05-07 | 神社参拝



昨日の続きです。

「 ← 奥宮  」 と書いてある立札を見つけた

ので、行ってみることにしました。

「 奥宮 」 って、どこか神秘的な響きがしま

す😌



雲がすごい。





龍神様だ🐉



ここ ↓ をくぐって行きます。





かなり低いです。

大人は屈まないと無理です。



少し小高くなった場所に奥宮が見えます。






非常に厳かな雰囲気が漂っています。

鳥居の前に立ちました。

一礼しようとすると、それまで穏やかな天気

だったのが、急に辺りが暗くなり、突風のよ

うな強風が吹き、参道の両側に茂る低木の

葉がザーッザーッザーッと大きな音を立てな

がら、激しく波打ち始めました。

今こうして、改めて自分が撮った写真 ↓ を

見てみたら、え? 違う…こんな雰囲気じゃな

い😳 こんな穏やかな感じゃなかった😳 と

びっくり。





印象が違いすぎて戸惑います。

あまりに強い風と轟音と葉っぱの揺れの凄さ

を前に、入っちゃいけないのかも…、拒否さ

れてるのかも…とさえ一瞬思いました。

それでも勇気を出して、一礼して足を踏み入

れました。

すると、風は弱まり、轟音も収まってきまし

た。

参道の両側から、大きな黒アゲハ蝶が1羽ず

つひらひらと飛んできたかと思うと、「どう

ぞこちらへ」 とでも言うように本殿へと誘っ

てくれました。

私は黒アゲハ蝶の存在に心から安心し、本殿

前に辿り着くことができました。

そして手を合わせましたが、きちんと感謝の

言葉を言えたのかどうかも定かではありませ

ん。

感極まって、ただ涙だけが出ました。


本当に何だったんだろう🤔

なんだか現実とは違う世界に入ってしまった

ような感覚でした。

奥宮を出て、氷川神社の方に戻って来ると

明るい陽射しに心から安堵しました。


空を見上げれば、羽のような美しい雲。