つなぐ。

　長年の懸案事項をもう一つ解決！

◆２０２２年９月１１日（日）　空木岳～極楽平

　　４：００　駒ケ根高原スキー場P
　　４：４２　池山登山口（林道終点・かつてのP）
　　８：５３　空木岳
　　９：４７　木曽殿山荘
　１０：１０　東川岳
　１１：１４　熊沢岳
　１２：１７　檜尾岳
　１４：１２　極楽平
　１４：２９　千畳敷ロープウェイ前
　１６：００　スキー場P

　池山登山口、林道終点まで車で入れた時には考えもしなかったコースですが、駒ケ根高原スキー場までしか入れなくなった時点で現実味を帯びた計画です。７月に空木岳に登ってみて、ロープウェイを下山で使えば日帰りでいけそうだな、と目途が立ったので、少し涼しくなるのを待って実行してみました。

　もう少し早く出発したほうが安心ではありましたが、睡眠不足も怖いので３時起きの４時出発。林道終点で夜明け。できれば稜線で見たい景色ですが、昨今のお仕事事情だとなかなか厳しい（涙）。



　いつもはうんざりする小地獄～大地獄も、本日は縦走だと思うと幾分気分が軽い。



　何とか５時間弱で空木岳に到着。さあここからが未踏区間です。楽しみ～

＜あの稜線を歩くのだ。結構距離ある？？？＞


　木曽殿山荘までは結構な下り。途中鎖場もありますが大したことはありません。



　そしてまたすぐ登り返し。振り返ると空木岳。この角度は新鮮です。



＜もっと南も入れてみた＞


　熊沢岳まではなんとか晴れていましたが、檜尾岳はしっかりガスの中。地図上でいくつかピークがあるなあと思ってはいたけど、都度がっつり下っては登り返すのでいい加減うんざり・・・（笑）。左に見える三ノ沢がまだまだ遠く、あと２つは登り返さなければならない・・・。しかも意外と蒸し暑かったので消耗しました。もう避難小屋経由で檜尾尾根を降りてしまいたいという誘惑にかられますが、それではまた未踏区間が残ってしまいます。頑張れワタシ（涙）。

＜檜尾。しろい・・・（少し後に明るくなりましたが）＞


　駒ケ根の町は見えており、たまに稜線も見えるので慰められるも、最後手前のピーク、濁沢大峰が一番ウンザリでした。結構前半時間稼げたと思ったのに、このあたりでブレーキでした。最後、島田娘に到着したときは本当にヤレヤレ。

＜極楽平。やっとつながりました！＞


　空木を過ぎたあたりでは随分余裕で、宝剣回ってもいいかも～なんて思っておりましたが、いやいやもうおなかいっぱいです。さっさと千畳敷に降りてロープウェイ乗るぞ（笑）。

　駅に到着すると乗車待ちの列ができていて、ソフトクリーム食べる間もなく（売っていたかも定かでないが）、並ぶ羽目に。幸い連続運航してくれたので、１６時には車に戻ることができました。ちょうど１２時間。もしロープウェイに乗らなかったら伊那前岳を回って、さらに＋４～５時間だな、たぶん。未踏区間ならともかく、ノーサンキューですわ（笑）。

　今回歩いた区間は、結構なアップダウンはあるものの、景色の変化は乏しい区間です。将棋から木曽駒とか、空木から越百とかのほうが面白いんじゃないかと思います。往路にロープウェイを使ったほうが当然楽ですが、出発時間がロープウェイで縛られるのが嫌で逆にしたため、その分疲れました。。。

　何はともあれ、これで摺古木山から茶臼岳までの稜線はコンプリート。無事つながりました。中アは踏破したとゆーことでよろしくお願いします（笑）。これで今後は安心して、いつものトレーニングコースを楽しめますわ。

　今週もごほーびにスイーツいただきました。新作のリンゴのタルト。リンゴの季節、食欲の秋ですな。