さて連休後半です。こちらも1泊ですが、前半とはがらりと趣向が変わりまして。高校の同級生Nちゃんが「山に連れてけ~」というのを何だかんだと数年間放置してありましたので(だって予定が合わないんだもん)、そろそろ友情にヒビが入るといけないと思い(笑)、ようやく実行と相成りました。
友人とはいえ体力のほども何にも分からない人を連れて行くというのはかなり気を使います。週間予報に振り回されたこともあり、散々悩んだ結果、赤岳鉱泉泊まりで硫黄岳に登ることにしました。ま、通常一人なら半日で行くコースですが・・・。
10月12・13日(月・火) 美濃戸~硫黄岳 小屋泊往復
美濃戸まで車で入り、早めにお昼を食べて出発。旅好きだし普段立ち仕事だというのもあって思ったより歩けるので一安心。最初はゆっくりペースがじれったそうでしたが、ここはガマンしてもらって2時間ちょっとで赤岳鉱泉着。途中の登山道が一段と整備されていてびっくりしました。これならスニーカーでも大丈夫だわ(笑)。だって二度と登山しないかも知れない人にあれこれ道具を買わせるわけにはいかなかったんで。
連休最終日だったため、小屋はガラガラ。ああよかった。外は風があって寒かったので、休憩スペースでお湯を沸かしてティータイム。久しぶりに会うので話も弾みます。
この小屋はお風呂に入れるのですよね!私は厳冬期しか泊まらないので風呂は初めてです。当然石鹸は使えませんが、温まりますね~。Nちゃんも疲れが取れて元気になったようです。(帰宅後色々調べていたら、最近はお風呂のある小屋、結構あるんですね。知らなかった・・・。)
夕食は18時。今夜は人数が少ないのでステーキです!いや、私実はギュウはあまり好きじゃないんですが、この贅沢感がウレシイデスネ~。ゴハンとトン汁はお替り自由。ええ、もちろんしましたとも(トン汁だけね)。
夕食後、食堂でゆっくりお茶を飲んで20時過ぎ就寝。
翌朝、6時に起床。ワタクシ小屋ではちゃんと起きます。ていうか10時間も寝てるし・・・。6時半から朝食、身支度をして8時前に小屋を出ました。あまり寒いとモチベーション、下がるでしょうから。
最初は日があたらず寒かったのですが、少し上がると日が差し込むようになり、何度もウェアを調整。Nちゃんは霜柱にご執心で見つけるたびにオオヨロコビでハカイしてます。確かに普段はこんな長いの見ないでしょうが・・・。ゲージュツはハカイから生まれるんだそうです。きれいだと思うなら壊すなよ(笑)。
赤岩の頭からは稜線歩きになるので楽しいはず。案の定気に入った模様です。お天気もよく眺めも最高です。ただここからはどうしても風が強くなります。硫黄岳山頂から横岳はいつもそう。それでも元気に硫黄岳山荘まで足を伸ばしました。ここでゆっくりコーヒーでもと思ったのですが、小屋の陰でも風が強く、なかなか湯が沸きません。仕方なくぬるいのでガマンしてもらいました。
ケガは下山で多いのでゆっくりと、と思いつつ、どうしてもゆっくり歩くことが出来ない私。ムズカシイですぅ。足がもつれる!13時過ぎに小屋着。スープを食べて休憩してから、美濃戸へ下山。ケガもなくてよかったです。
Nちゃんの様々な反応は新鮮でした。多くの人が、子供の頃に一度は経験しているのでしょうけど、長いブランクの後、自分の意思で初めてちゃんと山に登るってどんなんでしょうね。私はもう、遠い記憶だなあ・・・。「どの辺が楽しいのか」と聞かれても、ちゃんと答えられないし、答えたくない気もする。
それから、くどいですが初めての人を案内するのは凄く神経を使うなあと。観光旅行とは訳が違うんで~。時期も微妙でしたしね。夏ならもうちょっと気楽なのですけど。多分私の性格はガイド業には向いてないわ。
とりあえず無事登って降りてこれたし、「また行きたい~靴も買う~」とは言ってくれたので、よかったのかなと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/65/fff270b474997216850158bbc6d80c19.jpg)
トン汁だけでもゴハン1膳いけるのにね(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ea/7e7b079a9e9d1ed4a9217678917ba4ee.jpg)
道は続く・・・
友人とはいえ体力のほども何にも分からない人を連れて行くというのはかなり気を使います。週間予報に振り回されたこともあり、散々悩んだ結果、赤岳鉱泉泊まりで硫黄岳に登ることにしました。ま、通常一人なら半日で行くコースですが・・・。
10月12・13日(月・火) 美濃戸~硫黄岳 小屋泊往復
美濃戸まで車で入り、早めにお昼を食べて出発。旅好きだし普段立ち仕事だというのもあって思ったより歩けるので一安心。最初はゆっくりペースがじれったそうでしたが、ここはガマンしてもらって2時間ちょっとで赤岳鉱泉着。途中の登山道が一段と整備されていてびっくりしました。これならスニーカーでも大丈夫だわ(笑)。だって二度と登山しないかも知れない人にあれこれ道具を買わせるわけにはいかなかったんで。
連休最終日だったため、小屋はガラガラ。ああよかった。外は風があって寒かったので、休憩スペースでお湯を沸かしてティータイム。久しぶりに会うので話も弾みます。
この小屋はお風呂に入れるのですよね!私は厳冬期しか泊まらないので風呂は初めてです。当然石鹸は使えませんが、温まりますね~。Nちゃんも疲れが取れて元気になったようです。(帰宅後色々調べていたら、最近はお風呂のある小屋、結構あるんですね。知らなかった・・・。)
夕食は18時。今夜は人数が少ないのでステーキです!いや、私実はギュウはあまり好きじゃないんですが、この贅沢感がウレシイデスネ~。ゴハンとトン汁はお替り自由。ええ、もちろんしましたとも(トン汁だけね)。
夕食後、食堂でゆっくりお茶を飲んで20時過ぎ就寝。
翌朝、6時に起床。ワタクシ小屋ではちゃんと起きます。ていうか10時間も寝てるし・・・。6時半から朝食、身支度をして8時前に小屋を出ました。あまり寒いとモチベーション、下がるでしょうから。
最初は日があたらず寒かったのですが、少し上がると日が差し込むようになり、何度もウェアを調整。Nちゃんは霜柱にご執心で見つけるたびにオオヨロコビでハカイしてます。確かに普段はこんな長いの見ないでしょうが・・・。ゲージュツはハカイから生まれるんだそうです。きれいだと思うなら壊すなよ(笑)。
赤岩の頭からは稜線歩きになるので楽しいはず。案の定気に入った模様です。お天気もよく眺めも最高です。ただここからはどうしても風が強くなります。硫黄岳山頂から横岳はいつもそう。それでも元気に硫黄岳山荘まで足を伸ばしました。ここでゆっくりコーヒーでもと思ったのですが、小屋の陰でも風が強く、なかなか湯が沸きません。仕方なくぬるいのでガマンしてもらいました。
ケガは下山で多いのでゆっくりと、と思いつつ、どうしてもゆっくり歩くことが出来ない私。ムズカシイですぅ。足がもつれる!13時過ぎに小屋着。スープを食べて休憩してから、美濃戸へ下山。ケガもなくてよかったです。
Nちゃんの様々な反応は新鮮でした。多くの人が、子供の頃に一度は経験しているのでしょうけど、長いブランクの後、自分の意思で初めてちゃんと山に登るってどんなんでしょうね。私はもう、遠い記憶だなあ・・・。「どの辺が楽しいのか」と聞かれても、ちゃんと答えられないし、答えたくない気もする。
それから、くどいですが初めての人を案内するのは凄く神経を使うなあと。観光旅行とは訳が違うんで~。時期も微妙でしたしね。夏ならもうちょっと気楽なのですけど。多分私の性格はガイド業には向いてないわ。
とりあえず無事登って降りてこれたし、「また行きたい~靴も買う~」とは言ってくれたので、よかったのかなと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/65/fff270b474997216850158bbc6d80c19.jpg)
トン汁だけでもゴハン1膳いけるのにね(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ea/7e7b079a9e9d1ed4a9217678917ba4ee.jpg)
道は続く・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます