びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

地の果て、海の始まり。④

2019-09-01 19:26:33 | Portugal
◆2019年9月1日(日)

 本日の目的は、アゲダで開かれている「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」を見に行くこと。張り切って始発のメトロでオリエンテ駅へ。駅はとても広く、朝早いので閑散としていた。8:09発のICチケットを購入。朝ごはんは、駅構内でビッカ(エスプレッソみたいなやつ)とナタ(エッグタルト)をいただく。

<さすが基幹駅>




 IC車内は結構混雑していた。アヴェイロで乗り換え。乗り換え電車を待つ間に、「ポルトガル版もなか」なるものを購入。一つ食べてみたが甘い。1個が限界・・・。

<アヴェイロの駅>


<駅からすぐのお店にポルトガル版モナカを買いに行く>


<あんは卵黄か。甘い・・・>


 アゲダ行の電車は、ICと違ってとても汚く、乗るのをためらうほど。外も中もスプレーの落書きだらけ。のんびり各駅に停車し、田園風景の中を進んでいく。アゲダ駅では私以外にも数人下車。



<センスのない落書きは嫌いだ>


<単線なので駅ですれ違い>


<アゲダの駅。>


<駅前に案内看板>


 駅は小さな無人駅で、正面に大きな観光案内マップが設置されている。適当に歩いていくと、壁画や、リボンアート、そして傘で通路を覆った商店街が現れた。最初は少し曇っていたけれど、だんだん晴れてきてとても鮮やかできれいな色彩が楽しめた。お祭り期間も終盤なので、随分色あせてしまった傘もあったけれど、それでもきれいだった。お店のウィンドウに映っている様子なども見ていくととても楽しい。ただ、地球の歩き方の表紙になるくらいなので、さぞや大々的にやっているのかと思いきや、意外にそうでもなかったのでちょっとびっくりした。もう少しいろいろやってもいいのになあ。それとも終盤だからなのかな。メインの展示箇所だけだったら、1時間もあれば十分。


























 ランチは、日曜のせいか、閉まっているお店が多い中、地元の人で木々割っている食堂を見つけて入ってみる。アゲダ地方の郷土料理らしい子ヤギ肉の煮込みを食べる。ほとんど臭みがなく、日本で猪肉が食べられる人は問題ないと思う。赤ワインを頼んだらデキャンタできてしまい、半分以上残す羽目になる(時間かけてもさすがに無理:笑)。ボリュームもしっかりあったのに、10ユーロもしなかった。スバラシイ。

<地元の人で混雑>




<お店の外観>



 酔い覚ましに、気に入ったベンチを見つけて、光の具合で変化していく色を楽しんだ。おやつにジェラートも食べて、満足。









































 往路と同じルートを戻り、無事にオリエンテ駅に20時半に到着。さすがに疲れたので、寄り道せずにホテルに帰り、買い置きのビールやパンで軽く夕食を済ませた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地の果て、海の始まり。③ | トップ | 地の果て、海の始まり⑤ 完 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Portugal」カテゴリの最新記事