J Pro Tour 南紀白浜タイムトライアル
レース期間:2014年4月19日(土)
開催地:旧南紀?浜空港跡地 15㎞(1.5㎞×10Laps)
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J Pro Tour 白浜クリテリウム
レース期間:2014年4月20日(日)
開催地:旧南紀?浜空港跡地(滑?路周回1.5Kmコース)
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出場予定選手: 畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、ダレン・ロー、 木村圭佑、横山航太
JPTタイムトライアル南紀白浜&白浜クリテリウムが終了し、シマノレーシングはタイムトライアルでは3位、クリテリウムでは吉田隼人が惜しくも2位という結果に終わりました。
★TTT
初日のチームタイムトライアルは急きょ決定したレース参加であったため、タイムトライアルの機材が揃わずノーマルバイクにアタッチメントハンドルを付ける形で臨みました。当日、ショートTTを得意とし、機関車役として期待されていた野中竜馬が体調不良のため欠場、畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、木村圭佑、ダレン・ロー、横山航太の6名での参加となりました。
ノーマルバイクを使用する事に関しては、コースの特性を考慮すればむしろメリットがどこまであるか疑問、とし、あくまで勝利を目指しトレーニング段階から集中力を高めて走りました。
結果は優勝チームから1周ラップで2秒ずつ遅れ3位、狙った結果に届かず失望もしましたが、決して優位で無い状況の中でベストを尽くし、チームとしてやるべきことも見えた事で得るものが多いレースとなりました。
★クリテリウム
全日のリベンジを果たすべく、エーススプリンターとしての成長を見せる吉田隼人が必勝を掲げレースに臨みます。チームとしては、新人の 木村、横山も含めた全員がレース開始から常に前で展開する状況。チームは消極的になる時間を削り、攻撃を仕掛け続けます。他チームもアタックを繰り返しますが、逃げの集団が形成される時間はごく僅か、すぐにチーム間のチェックが入り、高速に進みながらも集団は1つの状況が続きます。
トラック競技のポイントレースを得意とする入部正太朗は多くの場面で前に出て攻撃の軸となります、ダレンも切れの良いダッシュで逃げを試みます。後半は自らもスプリントで勝つ可能性がある畑中勇介も強烈にアタック、吉田自身がエスケープを試みて先頭に立つ場面もありました。
しかし集団は崩れずラスト1周へ、ゴールまで200メートルの最終ヘアピン、吉田は狙い澄ましイン側からえぐるように前に出ます、後続選手のラインをふさぎ『もらった』と思った矢先、更にその内側から大久保選手(宇都宮ブリッツェン)が鋭くラインに入り、折り返した段階で先頭に立ちます、不意を突かれた吉田は、立ち上がりでできてしまった数メートルのギャプを埋めるためゴールまで全力で踏み続けましたが僅かに届かず、惜しくも2位という結果に終わりました。
吉田隼人選手のコメント
『勝つ事だけをイメージしていたので本当に悔しいです。最終コーナーを思い通りに曲がりましたが、大久保選手はさらにインから来た、やられました。後悔してもしかたありません、借りはすぐに返します。』
JBCFタイムトライアル南紀白浜2014結果
http://www.cyclowired.jp/?q=node/132621 (cyclowired記事)
Pクラスタ 15km
1位 宇都宮ブリッツェン 22分10秒03
2位 那須ブラーゼン +4秒
3位 シマノレーシング +19秒
4位 クロップス×チャンピオンシステム +22秒
5位 イナーメ信濃山形 +28秒
6位 マトリックスパワータグ +29秒
J Pro Tour 白浜クリテリウム結果
http://www.cyclowired.jp/?q=node/132688 (cyclowired記事)
Pクラスタ 34.5km
1位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)52分31秒
2位 吉田隼人(シマノレーシング)
3位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)+01秒
4位 ガルシア・リカルド(チーム右京)
5位 住吉宏太(チーム右京)
6位 岩島啓太(なるしまフレンド レーシングチーム)
7位 フラビオ・バルセッキ(チーム右京)
8位 畑中勇介(シマノレーシング)
9位 皿屋豊(イナーメ信濃山形)
10位 西沢倭義(シエルヴォ奈良ミヤタ・メリダ)
※以下写真は cyclowired提供
レースを戦うGIANT_TCR
予選でも好調をアピールする吉田隼人↑
決勝レースで吉田隼人をアシストする入部正太朗↑
決勝レース終盤でアタックをかける畑中勇介↑
積極的に前に出るシマノレーシング↑
レース終盤、主導権を握りに前に出るシマノレーシング↑
↑ゴール、大久保選手(宇都宮ブリッツエン)に僅かに届かなかった吉田隼人
決勝レースの表彰↑
ポイント賞は畑中勇介が1位、吉田隼人3位↑