2015年06月07
ツール・ド・コリア2015
Stage1 Busan>Gumi 189.2㎞
アジア屈指のステージレース「ツール・ド・コリア UCI2.1」がスタートしました。
今年は韓国南部を縫うように走破、最後はソウルまで北上するコースレイアウトです。UCI2.1カテゴリーに指定された格式の高いレースです。参加チームのレベルも高く、8ステージ、1250㎞に及ぶ長丁場です。
プロツアーに位置し世界屈指のチーム力を持つオリカ・グリーンエッジらの参加により、レースの行方は彼らの走り方に大きく影響を受けることが予想されました。
レースはスタート直後からハイペースになるものの、逃げを選別し容認する動きが見られます。
ここで飛び出したのはNIPPO・VINI Fantiniに所属する山本元喜選手含む5名、この逃げとのタイム差をコントロールする形でレースは進みます。
韓国人の血が流れるオーストラリア人スプリンターEwan Cakeb選手擁するオリカ・グリーンエッジと、同国のプロコンチネンタルチームであるドラパックが中心となり、差はコントロールされ、最大6分以上ついた差は、ゴールへ向け
徐々につまり始めます。
途中、今大会最初の山岳ポイントを山本選手はTOP通過、山岳ジャージを獲得しました。逃げの集団は徐々に人数を減らし、最後は山本選手含む2名となりましたが、
ゴールまで5㎞地点で集団が2名をキャッチ、シマノレーシング5名も含まれる大集団でのスプリントになることが濃厚となりました。
シマノレーシングも隊列を組み前を目指します、残り500㎞、本命選手が先頭で仕掛け始めたとき大きなクラッシュが発生、ここにはEwan選手も含まれます。
その混乱をかいくぐり、Wippert Wouter選手(ドラパック)が見事優勝。その後ろではシマノレーシングの木村が8位ゴールしました。
木村はUCIポイント獲得(6位まで)をめざしスプリントしましたがゴール前数名にかわされ8位。
しかしながら今後に向け大きな期待を抱かせてくれる走りを見せました。
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STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION
1 AUS WIPPERT Wouter DPC +st
2 KOR SEO Joonypng KSP+st
3 KOR PARK Keonwoo KSP +st
・
8 JPN KIMURA Keisuke SMN +st
41 JPN IRIBE Shotaro SMN +st
47 JPN AKIMARU Yuya SMN +st
79 JPN YOKOYAMA Kota SMN +st
93 JPN KOYAMA Takahiro SMN +st