6月2日(土)
第2ステージ<三重県熊野市・御浜町>
109.3km(+パレード走行8.9km)
ツール・ド・熊野、最難関ステージとなる第2ステージで入部正太朗がステージ優勝、同時にリーダージャージに袖を通しました。
レースは3つの大きな登坂区間、千枚田×2、札立峠を含みレース全体として落ち着くことのできない厳しいステージ。
レースは序盤から積極的に動く入部の動きに同調するように9名の集団が形成されます。
この逃げ集団には各チームのエース級の選手が入りますが、逃げの意思は合致し高速で進みます。
最難関の札立峠を苦しみながらも先頭集団で通過した入部は、その後の千枚田の登りも自分のペースを刻み、下り区間で追いつくという計算通りの走りに徹します。
ゴールまでの緩斜面の下り区間でアタックした選手をとらえる形で3名が先行、ここに入部が入り、数秒差で追う5名との我慢比べに。
▲序盤に形成された逃げ集団を牽引する入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
▲最終局面でレースをけん引する入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
残り3㎞、追走集団が力尽き3名の逃げは決定的に。
実績にあるマーク・デマール選手(チームUKYO)ベンジャミン・ダイボール選手(セントジョージ)の2名を相手に冷静にレースを進めゴールスプリントへ。
ロングスパートをかけたデマール選手の距離を冷静に見極め、ラスト50mで入部がかわしゴール。
昨年リーダージャージを手放したこのステージで、見事ステージ優勝、同時にツアーリーダーとなりました。
明日はリーダーチームとして入部正太朗の総合優勝をかけ大きなストレスフルがかかるレースとなります。
▲見事最難関ステージを制した入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)