期日 2018年6月17日(日)
会場 石川県羽咋郡志賀町宿女周辺特設ロードレースコース(13.1 km/周)
U23ー26.2 km (13.1 km× 2 周)
中田拓也スタート時間=9:48
小山貴大スタート時間=10:33
詳しくはJCFホームページよりご確認ください
栃木県那須にて開催されたJプロツアー2連戦、2日目の『那須ロードレース』にて木村圭佑キャプテンが勝利しました。
『JPT那須塩原クリテリウム』
【開催日】2018/06/9(土)
【開催地】那須塩原駅前⽚側2⾞線道路を利⽤した1周2.3㎞の周回コース
【レース】P1クラス
14:20- 62㎞(2.3km×27周)
【出場予定選手】入部正太朗・木村圭佑・湊涼・秋田拓磨・横山航太・黒枝咲哉
初日は那須塩原駅前に特設されたコースで行われるクリテリウム。2.3㎞のショートコースはT時に設定され、2つの直角コーナーと3つのUターンでのい減加速でのインターバルが選手に休息の暇を与えない厳しいコース。
通常、平坦路で行われるクリテリウムではスピードを武器にした選手が活躍しますが、加速の連続に耐えうる能力が必要、さらにはこの日の強風のコンディションにより高い出力を出し続ける必要もあり、耐久力を争うサバイバル的な能力も試されるレースとなりました。
レースは最終盤に残る10数名の争いとなり、その中から単独で逃げたホセ・ビセンテ選手(マトリックスパワータグ)が優勝。シマノレ―シングでは木村圭祐選手が4位に入りました。
▲入部正太朗を先頭にレースを牽引 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
『JPT那須ロードレース』
【開催日】2018/06/10(日)
【開催地】那須町役場前をスタート・ゴールとする1周7.2㎞の周回コース
【レース】P1クラス14:15- 108km(7.2km×15周)
【出場選手】入部正太朗・木村圭佑・湊諒・秋田拓磨・横山航太・黒枝咲哉・小山貴大・中田拓也
2日目は108㎞のロードレース。
雨が降り気温も上がらないコンディションのレースで、シマノレーシングは序盤から先頭でのアタックの掛け合いに参加します。
どの場面でも先行する選手に選手を送り込む中で、特に入部正太朗はスタートからアタックを繰り返します。
▲ラストラップまで続いた入部、横山含むエスケープ photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
レース中盤、横山航太が単独アタックし数秒先行する場面で、入部が石橋選手(ブリヂストン)と共に合流に成功。3名が勝利を目指し高速で逃げ続けます。宇都宮ブリッツエンを中心にライバルチームが追走しますが、その後方にシマノレーシングがしっかりと隊列を組み次の展開にも対応できる有利な状況を作り上げます。
入部、横山らの逃げは最終ラップで吸収されてしまいましたが、ライバルチームの体力を奪い取ることに成功。
ゴールへ向けた集団の隙を突き木村圭佑が残り1㎞でアタックを仕掛けます。
ここにブリヂストン橋本英也選手が反応し2名が抜け出す形に。
圧倒的なスピードを誇る橋本選手の先行は木村を苦しめますが、この状況にも冷静さを失わなかった木村は残り150mでスプリントを開始。昨年もこのレースの優勝争いのスプリントを経験している木村は最適なラインを見極め、橋本選手の鋭い追い込みを僅か数センチかわし先着。
自身初となるJプロツアーでの勝利を収めました。
▲ラスト1㎞からのアタックの後、スプリントを制した木村圭佑 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
ツール・ド・熊野 第3ステージ
6月3日(日)第3ステージ<和歌山県太地町>
104.3km(10.0km×10周)
リーダーチームとして挑んだ最終日、個人総合優勝に向け入部正太朗が纏うイエロージャージ死守を掲げてスタートしましたが、力尽き首位を守りきる事はできませんでした。
▲イエロージャージを着て走る入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
10㎞のコースを10周回する最終日のレース。コーナーと細かいアップダウンが繰り返され、毎年厳しい攻防がみられるコース。
入部正太朗が纏うイエロージャージを死守するべくスタートしたシマノレーシングでしたが、スタートから繰り返されるアタックの応酬にアシスト選手の体力は早い段階で削ぎ落されてゆきました。
レース中盤に入る段階で木村圭佑のみが入部と同じ集団に残りましたが、ハイパースな展開から大きく分断した集団の後方に残された入部を引き上げることはできず。
入部自らが先頭に立ち追走を試みましたがこれも失敗に終わったことで、結果として大きなチャンスであった個人総合優勝の夢は潰えてしまいました。
経験、体力ともに不足している部分がおおきく表れた結果となりチーム全体に悔しさが広がりましたが、成長へつなげるための大きな経験となりました。
▲敗者となりながらも力を出し切り清々しい態度でゴールにたどり着いた入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
6月2日(土)
第2ステージ<三重県熊野市・御浜町>
109.3km(+パレード走行8.9km)
ツール・ド・熊野、最難関ステージとなる第2ステージで入部正太朗がステージ優勝、同時にリーダージャージに袖を通しました。
レースは3つの大きな登坂区間、千枚田×2、札立峠を含みレース全体として落ち着くことのできない厳しいステージ。
レースは序盤から積極的に動く入部の動きに同調するように9名の集団が形成されます。
この逃げ集団には各チームのエース級の選手が入りますが、逃げの意思は合致し高速で進みます。
最難関の札立峠を苦しみながらも先頭集団で通過した入部は、その後の千枚田の登りも自分のペースを刻み、下り区間で追いつくという計算通りの走りに徹します。
ゴールまでの緩斜面の下り区間でアタックした選手をとらえる形で3名が先行、ここに入部が入り、数秒差で追う5名との我慢比べに。
▲序盤に形成された逃げ集団を牽引する入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
▲最終局面でレースをけん引する入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
残り3㎞、追走集団が力尽き3名の逃げは決定的に。
実績にあるマーク・デマール選手(チームUKYO)ベンジャミン・ダイボール選手(セントジョージ)の2名を相手に冷静にレースを進めゴールスプリントへ。
ロングスパートをかけたデマール選手の距離を冷静に見極め、ラスト50mで入部がかわしゴール。
昨年リーダージャージを手放したこのステージで、見事ステージ優勝、同時にツアーリーダーとなりました。
明日はリーダーチームとして入部正太朗の総合優勝をかけ大きなストレスフルがかかるレースとなります。
▲見事最難関ステージを制した入部正太朗 photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)
▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)