BS録画の『パーマ屋スミレ』(作、演出:鄭 義信)を観ました。
舞台は1960年代。九州の炭鉱で働く在日コリアンの物語です。
炭鉱事故により一酸化炭素中毒患者となる炭鉱夫。
それを支える家族。
繰り広げられる愛と悲劇。
北であったことを一切話さない寡黙なアボジが言います。
『何があっても死んではいけない』
『間違いを起こすなよ。真っ直ぐに行くんだ』
倫理だのなんだのではない、問答無用の「生きろ」です。
貧しさ、差別、病の苦しみ、怒り、失望の中にありながら、
それぞれの人生を生き抜いていこうとする姿に、泣けてしかたありませんでした。
『パーマ屋スミレ』も『開拓者たち』も、困難な時代の物語です。
そこに描かれているのは、人々がもがきながら生きた証、記憶です。
経済不安、原発事故、自然災害、孤立死。
今は今で、先が見えない不透明で不安な時代です。
それでも彼らの記憶は、今を生きる私たちに
生きていく力を与えてくれるのではないかと思います。
大丈夫。また一歩を踏み出そう。
舞台は1960年代。九州の炭鉱で働く在日コリアンの物語です。
炭鉱事故により一酸化炭素中毒患者となる炭鉱夫。
それを支える家族。
繰り広げられる愛と悲劇。
北であったことを一切話さない寡黙なアボジが言います。
『何があっても死んではいけない』
『間違いを起こすなよ。真っ直ぐに行くんだ』
倫理だのなんだのではない、問答無用の「生きろ」です。
貧しさ、差別、病の苦しみ、怒り、失望の中にありながら、
それぞれの人生を生き抜いていこうとする姿に、泣けてしかたありませんでした。
『パーマ屋スミレ』も『開拓者たち』も、困難な時代の物語です。
そこに描かれているのは、人々がもがきながら生きた証、記憶です。
経済不安、原発事故、自然災害、孤立死。
今は今で、先が見えない不透明で不安な時代です。
それでも彼らの記憶は、今を生きる私たちに
生きていく力を与えてくれるのではないかと思います。
大丈夫。また一歩を踏み出そう。
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