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「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

訪中事業2千3百万円は3776人の95人分

2010-02-22 20:06:00 | 静岡空港
川勝が中国に約束した富士山の標高と同じ3776人の上海万博訪中団。
この予算が2300万円(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/538.html)だということはすでに判明していたが、一人当たりにすると少ないとの疑問もあった。
このからくりが20日の朝日新聞で明らかになった。
つまり、
この予算(2300万円)は知事や県議会関係者ら95人の渡航費だという。
残りの3681人はというと、「37市町が100人ずつ」を見込んでいてこれから市町と交渉(圧力では?)とのことだ。
それで足りなければ「民間の観光客をカウントしてしのぐ」というから、滑稽というか偽装だ。

そもそも、今の市町にそのような余裕があろうはずがない。
こんな訪中観光に貴重な市町税を投じたら住民に顔向けできまい。

少なくとも税金を使ってこのような破廉恥な旅行に参加するような政治家は公文書の開示請求でわかる範囲で明らかにし県民の審判に付すべきと考える。
財政が破綻したときに、こういう破廉恥な者たちがその元凶と分かるように。

<今日は2部構成でこのページはhttp://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/541.htmlの続きです>

ANA抗議を渡りに船と、8千万円JAL支援の失敗隠す方針変更

2010-02-22 19:15:00 | 静岡空港
すでに分析のとおり、8千万円支援の成否の分岐は2~3月の平均搭乗率で(県の考え方で)83.2%以上(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/536.html)。
しかし、昨日21日までの2月の搭乗率は74.9%だという。
事業として、失敗は明らかだ。
今日の知事記者会見で川勝はANAの抗議はもっともとして、8千万円のJALだけ支援を他の航空会社(国内・国外とも全社)の路線にも広げるとした。
財源はJAL支援の8千万円の総枠内での実行を見込みむものの不透明だ。どうやら、JAL支援策も不評でお金が余るという失策の事実が露呈しかねないことを隠蔽し得意の無答責を画策してのことのようだ。
当初の目的は搭乗率保証の圧縮のため、JALに支払うくらいなら搭乗者にということだったはずだが、これでは航空会社、旅行会社、観光旅行者への単なる税金ばらまきに過ぎない。
なぜ、税金で航空利用者だけ支援するのか?航空だけに公共性があるとでも?
意味不明な補助事業だ。

今行政の現場では年度末で不足が見込まれる職員の仕事に必要な交通費を要求してもお金が無いといわれ、仕事が制限されている状況だ。
こんな中で、JALだけ支援をここでやめ保健福祉現場に回しましょうというならともかく、航空支援を継続するとともにさらに広げるというのは愚者としか言いようがない。

<今日は2部構成で次ページhttp://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/542.htmlに続く>