2010年1月まで(8か月間)の静岡空港の利用者実績が公表された。
注目の福岡線の1月実績は前月よりもさらに低迷、ついに60%をも切り、機材小型化して以来最低の59.6%にまで落ち込んだ。
開港からの累計も64.4%と、前月比で0.4%低下し、保証額も膨らんだ。
保証額については、この県発表の数字ではなく、約2%程度低いJAL発表の実績搭乗率(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/519.html)を用いることとなっていたことから、正確な数字は出ないが、1月だけで少なくとも2千万円超保証額が増加し、累計で1億8千万円程度(2%差考慮)となっているものと推計される。
県は約八千万円(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/525.html)を投じてこれを圧縮しようとしているが、元々利用予定の者に補助しただけで終わりほとんど保証額は減少しなかった(新規需要は起きなかった)、となることが心配される。
今日、ANAは県に対して公平な競争を妨げる福岡線だけの過剰援助に抗議したそうだが、むしろFDAの方が、需要の先食いと3月、4月の価格差のインパクトからの逃避被害が大きいだろう。
さて、先月http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/506.htmlに続き1月末までの静岡空港搭乗率は以下のとおり。
静岡県利用者予測
国内線年間 106万人(うち、札幌便は50万人、福岡便24万人、鹿児島便17万人、沖縄便15万人を予測)
国際線年間 32万人
計 138万人(開港初年の予測で、以降右肩上がりで増加と予測)
静岡空港・建設中止の会予測
国内線年間 36万人(うち、札幌便は14万人、福岡便15万人、沖縄便7万人を予測)
(国際線は建設上の要件・争点でなかったため予測なし)
これら予測に対して、現在の実績は、
国内定期路線
<開港日6月4日~1月31日>(約8か月間。ただし、11月からJAL機材小型化。)
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、114,545席、82,525人、72.0%(先月末比1.5%減)
うちJAL、57,334席、45,762人、79.8%(先月末比1.8%減)
うちANA、57,211席、36,763人、64.3%(先月末比0.7%減)
福岡線、151,163席、97,279人、64.4%(先月末比0.4%減)
沖縄線、56,971席、44,332人、77.8%(先月末比0.8%減)
<FDA就航日7月23日~1月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
小松線、57,456席、22,859人、39.8%(先月末比0.8%減)
熊本線、28,652席、12,178人、42.5%(先月末比1.9%減)
鹿児島線、29,108席、15,843人、54.4%(先月末比1.3%減)
以上、国内定期便合計 437,895席、275,016人、62.8%(先月末比1.2%減)
(うち、1月のみの合計 52,272席、28,132人、53.8%(先月末比1.2%減))
注:県は今回、昨年11月実績において、福岡線臨時便3便(座席463席、搭乗者439人)の計上漏れがあったことを発表し修正公表した。
参考<1月1日~1月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、12,152席、7,235人、59.5%
うちJAL、4,712席、2,799人、59.4%
うちANA、7,440席、4,436人、59.6%
福岡線、14,136席、8,422人、59.6%
沖縄線、7,440席、5,421人、72.9%
小松線、9,120席、3,254人、35.7%
熊本線、4,712席、1,550人、32.9%
鹿児島線、4,712席、2,250人、47.8%
国際線
<開港日6月4日~1月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
ソウル線、165,996席、109,199人、65.8%
うちアシアナ、83,568席、57,730人、69.1%
うち大韓、82,428席、51,469人、62.4%
上海線、未公表、未公表、49.4%
その他チャーター路線、16,019席、12,239人、76.4%
注目の福岡線の1月実績は前月よりもさらに低迷、ついに60%をも切り、機材小型化して以来最低の59.6%にまで落ち込んだ。
開港からの累計も64.4%と、前月比で0.4%低下し、保証額も膨らんだ。
保証額については、この県発表の数字ではなく、約2%程度低いJAL発表の実績搭乗率(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/519.html)を用いることとなっていたことから、正確な数字は出ないが、1月だけで少なくとも2千万円超保証額が増加し、累計で1億8千万円程度(2%差考慮)となっているものと推計される。
県は約八千万円(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/525.html)を投じてこれを圧縮しようとしているが、元々利用予定の者に補助しただけで終わりほとんど保証額は減少しなかった(新規需要は起きなかった)、となることが心配される。
今日、ANAは県に対して公平な競争を妨げる福岡線だけの過剰援助に抗議したそうだが、むしろFDAの方が、需要の先食いと3月、4月の価格差のインパクトからの逃避被害が大きいだろう。
さて、先月http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/506.htmlに続き1月末までの静岡空港搭乗率は以下のとおり。
静岡県利用者予測
国内線年間 106万人(うち、札幌便は50万人、福岡便24万人、鹿児島便17万人、沖縄便15万人を予測)
国際線年間 32万人
計 138万人(開港初年の予測で、以降右肩上がりで増加と予測)
静岡空港・建設中止の会予測
国内線年間 36万人(うち、札幌便は14万人、福岡便15万人、沖縄便7万人を予測)
(国際線は建設上の要件・争点でなかったため予測なし)
これら予測に対して、現在の実績は、
国内定期路線
<開港日6月4日~1月31日>(約8か月間。ただし、11月からJAL機材小型化。)
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、114,545席、82,525人、72.0%(先月末比1.5%減)
うちJAL、57,334席、45,762人、79.8%(先月末比1.8%減)
うちANA、57,211席、36,763人、64.3%(先月末比0.7%減)
福岡線、151,163席、97,279人、64.4%(先月末比0.4%減)
沖縄線、56,971席、44,332人、77.8%(先月末比0.8%減)
<FDA就航日7月23日~1月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
小松線、57,456席、22,859人、39.8%(先月末比0.8%減)
熊本線、28,652席、12,178人、42.5%(先月末比1.9%減)
鹿児島線、29,108席、15,843人、54.4%(先月末比1.3%減)
以上、国内定期便合計 437,895席、275,016人、62.8%(先月末比1.2%減)
(うち、1月のみの合計 52,272席、28,132人、53.8%(先月末比1.2%減))
注:県は今回、昨年11月実績において、福岡線臨時便3便(座席463席、搭乗者439人)の計上漏れがあったことを発表し修正公表した。
参考<1月1日~1月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、12,152席、7,235人、59.5%
うちJAL、4,712席、2,799人、59.4%
うちANA、7,440席、4,436人、59.6%
福岡線、14,136席、8,422人、59.6%
沖縄線、7,440席、5,421人、72.9%
小松線、9,120席、3,254人、35.7%
熊本線、4,712席、1,550人、32.9%
鹿児島線、4,712席、2,250人、47.8%
国際線
<開港日6月4日~1月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
ソウル線、165,996席、109,199人、65.8%
うちアシアナ、83,568席、57,730人、69.1%
うち大韓、82,428席、51,469人、62.4%
上海線、未公表、未公表、49.4%
その他チャーター路線、16,019席、12,239人、76.4%