「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

非常勤行政委員 報酬 月額から日額に 静岡県、すべての非常勤行政委員 川勝 全国初

2010-02-09 23:08:00 | 行政委員報酬
昨日明らかになった全非常勤行政委員の日額化(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/532.html)について、各紙報道から新たに明らかになった事実を補足しておく。
まず、日額の金額であるが全委員一律で日額35,400円(ただし、委員長・会長は10%加算)とのこと。
また、弁護士等への加算はしない方針ということである。
これにより過去3年間の実績を参考にした試算で総報酬支出額は半減する見込みだそうだ。(2月議会に提出し来年度から実施予定)

ちなみに、収用委員会を日額にしている他の道県の金額は、
北海道:24,000円(会長27,000円)
富山県:14,000円(会長17,000円)
福井県:13,000円(会長14,000円)
山梨県:11,300円(会長12,700円)
長野県:15,600円(会長23,700円)
と、かなり高めであるが、これは今後の課題であろう。

続いて、



上の2枚とも県の役人が日額化について審議した「静岡県特別職報酬等審議会」に提出した資料であるが、1枚目は初回の資料で、2枚目が日額化に流れが変わった第5回の資料である。
見てのとおり、労働委員会で2倍以上の開きがある。
初回には3年平均活動日数を年間83.0日とし、5回目では委員一人当たり平均活動日数36.0日としているのだが、役人が当初は活動の多さを強調し月額維持を図ろうと意図的に誘導しようとしていた証拠である。
これらは、各回の記録(文末参照)を見ればよりよくわかるだろう。

以上、本日のアクセス数急増の中でも自治体のホスト名でのアクセスが顕著なことから検索用タイトルにてこれまでの整理のために記す。

参考「静岡県特別職報酬等審議会」
<第1回>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/471.html
<第2回>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/491.html
<第3回>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/498.html
<第4回>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/500.html
<第5回>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/518.html
<第6回:最終回>
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/524.html