まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

猫の目線/新雑句雑感(286)~プロローグ5の終わり

2018-02-05 14:55:28 | 新雑句雑感

立春を一日過ぎてはしゃぎだす  立春大吉わたしはもはや人ではない  立春は農耕民族の性である  立春のいかにも虚空といふ流れ  立春の股間の熱に酩酊す  立春のこのごろ見かけぬメイド服  立春のどこまで孤独強まれり  立春大吉坪内稔典消滅す  立春大吉ボーダレスといふこと俳句にも  立春の視力はいまも健在なり  立春やわたなべじゅんこの鳥になる  つづけざまなり立春の破砕音  立春の抗ヒスタミン剤止めてをく  立春の引き込み線の音がする  立春のシルバーシートに涙あと  立春の猫の目線の迫り来る  立春の俳句はもはや捨て難し  立春のキーパンチャーとは誰のこと   

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