まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【昭和歌謡大ブーム】なぜかさみしいだけなぜかむなしいだけ・・/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-02-10 22:36:39 | J-POP論/POP詩の宇宙

若者の間に【昭和歌謡】が大ブームであるという。私たちのあの【昭和歌謡】がである。昭和歌謡とは他の何ものでもあり得ない。まさに本当の奇跡である。あり得ないことが、いままさに起こっているのだ。私は1970年代世代である。上京する直前にレコード大賞グランプリを当然のことのように獲得した尾崎紀世彦の『また逢う日まで』が、2010年代後半のこの時に奄美大島の中学生によって歌われている。いま国民的人気となっているTHEカラオケバトルや、他の歌唱番組でも繰り返し歌われている。その歌い手こそが、この安大智君に他ならない。ネットのYOU TUBEで簡単に検索出来るので皆さんもジックリ聴いてみるといい。俳句ブログはどこも60~70歳代が中心で、まさに昭和歌謡のど真ん中にいた世代である。死ぬまで身となり血となっているはずだ。年端もゆかない10代の子供たちが、日夜、声を大にして20世紀の人間の魂を我が物として歌ってくれている。21世紀とはいったいどのような時代になるのだろうか。・・・《続く》

安大智(中三) カバー 『また逢う日まで』 2017

https://youtu.be/jleqcXuAl6g

      〃            2016(カラバト)

https://youtu.be/kh5otHnc2OE?t=6

               *

尾崎紀世彦 『また逢う日まで』(1971) 戦後歌謡史に燦然と輝く記念碑的歌唱!ひとつの時代の終焉を大きく優しく包み込んだ。

https://youtu.be/K7yTXmp3foQ

 

 

「また逢う日まで 尾崎紀世彦」の画像検索結果 

B面(カップリング曲)は『帰郷』とある。まさに1960年代の終焉を告げた歌だ。


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十四歳のフランク永井/新雑句雑感(287)~プロローグ5の終わり

2018-02-10 16:16:12 | 新雑句雑感

寒明けの自業自得の失恋譚【2月10日に11度、11日は13度】  十四歳のフランク永井寒明くる(奄美のカラオケ少年)   キィーキィーと尾の長さだけ寒明くる  寒明けの精子は鳴かず飛ばずなり  寒明けて鳴くはずも無き籠の鳥  寒明けてをり隣人はムショ帰り  寒明けてをり3D+1の未来  無意識の意識のかろさ寒明くる  寒明くるペストに続く無精子病(新世紀の死病)  脳器官損傷の亡父寒明くる(毒ガス製造に関与)  人類愛あるはずもなく寒明くる  憲法九条欺瞞の極致寒明くる  野良犬の自然(じねん)の心寒明くる  塀の中の句会に等し寒明くる(馬酔木句会に出席)  寒明けてをり九条が消えていた(自衛隊を明記)  寒明けの木偶の二文字を好しとせり  

  「安大智」の画像検索結果 

安大智 カバー 『また逢う日まで』 

https://youtu.be/kh5otHnc2OE?t=11

 


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