まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【十二月】12度も晴れ間無し・・焦らず時計の針をスローに!/新俳句入門

2019-12-01 21:48:55 | 新俳句入門

美しきもの善きもの法王低く飛ぶ(夏石番矢句集『空飛ぶ法王』)   まほろば   最新作  即興  無季

今日は晴れ間が午前中だけで、午後からは【初冬】の肌寒い日曜でした。明日の週明けは16度まで上がるとのことですが、午後からは生温い小雨が降り続くようです。雑用は早めに済ませて、年末の予定を一気に立てたいと思います。今夜はこれから夜食の買出しと【夜歩き】が待っています。真直ぐに帰宅せず、途中少しでも長く踏ん張って同人誌の15句の組み立てと文章の出だしを固めなければなりません。・・・《続く》


パレードが空に近づく十二月 まほろば/新雑句雑感(32)~プロローグ7の始まり

2019-12-01 06:44:06 | 新雑句雑感

十二月右腕にある力こぶ

ロンドンブリッジ誰かが撃たれ十二月

俳句とは夢のかがり火十二月

忠臣蔵けっきょく赤字十二月(『決算忠臣蔵』公開中)

十二月新宿鎮火いつなのか

安倍打倒言わせておけば十二月(安倍当て馬)

見上げれば星降り注ぐ十二月

十二月どこかが違ふ街を行く

俳句熱静もる闇夜十二月

ヤマトタケル最終章に十二月

軍装でアキバに集ふ十二月(かつてコスプレのメッカ)

連帯の雄叫びいまも十二月(1980ワレサ議長)

定住のクルドは夢か十二月(難民認定されず)

パレードが空に近づく十二月

十二月誰もが徳田新之助

句座を出て句座に戻らず十二月

親父顔アイドル然と十二月

シャッターの無言で上がる十二月

ゴッホ展値下げの報せ十二月(上野の森美術館)

丸干しの鰯をもとめ十二月

 

 

 

 

 

 

 

 


【新世紀カラオケ】幸せとは・・人間であるための最も基本的な《型》を問う!新四天王のもの凄さ/JーPOP論・POP詩の宇宙

2019-12-01 02:45:33 | J-POP論/POP詩の宇宙

幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく/大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ・・瞬き』(詞曲唄 バックナンバー 2017) 

11月10日に放送されたTHEカラオケバトルU-18【四天王争奪戦】は、当番組のみならずテレビ番組史上稀に見る生殺与奪の蹴落とし合いだった。公共放送でここまでやってのけたのは、NHK紅白歌合戦からの【美空ひばり】の追放劇以来のことだろう。それまで99点台後半は当たり前のカラオケ・エリートたちがあっけなく95~97点台に堕とされ、彼女たちはステージを降りて行きながら号泣することも憚らなかった。何故そんなことが起こったのか?その理由はただひとつ。それまでのプロ仕様と銘打った精密型カラオケマシンに新たにAIが搭載されたのだ。その基本アイテムは私たち聴く者を臨場感をもって感動させるか否か、その一点に絞られていた。その結果、優勝したのは下馬評では3番手、4番手に止まっていた【馬場亜衣里】だった。何故か?まずは予選突破曲(この日最高得点の98.999)から聴いてみたい。・・・《続く》

 

【記念碑的歌唱】馬場亜衣里 カバー 『瞬き』(原曲 バックナンバー)

https://youtu.be/VxlPWUZtwnA?t=39

この日、初めて導入されたAI付新カラオケマシンでただ一人98点台を獲得し、最高の98.999点で見事U-18新四天王に輝いた。まだ人間は健在だった。


【シリウス】終らない夢①ー同人誌代表のこと/俳句ファンタジー(4)

2019-12-01 00:55:32 | 俳句ファンタジー

自由への長い道のり冬の星   まほろば   最新作  即興

私の句歴は30年のブランクを挟み延べ13年ほどで、その間いくつかの結社誌に投句して来た。その最後のところが突然終刊になったため所属先が無くなった。その時思いついたのが選句や競争とは無縁の同人誌に参加することだった。代表とは30年以上前に別の同人誌で面識があり、再会に向けてトントン拍子に進んでいった。この雑誌は当時すでに創刊20年が経過していたが、代表のポリシーによりその時代の限られた有名俳人を輩出するといったことはなく、あくまでも近代俳句をはるかに凌駕する【21世紀俳句】を希求するものであった。・・・《続く》