まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

炭住の真ん中に立つ年の市 まほろば/新雑句雑感(39)~プロローグ7の始まり

2019-12-25 20:21:59 | 新雑句雑感

ただ滅ぶためにあるもの年の市

兎の寿命問へば答ふる年の市

レトロとは違ふ儚さ年の市

年の市まだ泣き止まぬ子がひとり

歌謡全集俳句も混じる年の市

年の市メイド喫茶の場所をきく

綺麗事で俳句は詠めず年の市

掘立小屋に住む友何処年の市

注連縄のマンションサイズ年の市

光ヶ丘団地のどこか年の市

アメ横に無きものさがす年の市

虚無僧のグルジア訛り年の市

美空ひばりもう八十二年の市

親子虎贋作もよし年の市

韻文の恋こそよけれ年の市

看板に鳩の餌あり年の市

炭住の真ん中に立つ年の市

 

 


【年末特集】哀しみの向こう岸に微笑みがあるというよ・・こんな曲を聴きながら年を送りたい/J-POP論・POP詩の宇宙

2019-12-25 09:46:29 | 俳句ファンタジー

K WITH 林部智史 『ONLY HUMAN

https://youtu.be/B-jtz3Iy9B0

徳永弘明WITH中森明菜 『RAINY BLUE』 

https://youtu.be/uGL0YsTyIxI

林部智史 カバー 『翳りゆく部屋』(原曲 ユーミン)

https://youtu.be/Cap8A-fdJVY


【厳寒】いよいよ8度曇りの年末へ・・キリストはどこにもいない!?/新俳句入門

2019-12-25 08:12:45 | 新俳句入門

キリストはどこにもをらず厳寒期   まほろば   最新作  即興

昨日のクリスマスイヴはかろうじて10度を維持し、時折日差しも出ました。夕刻には都心の正教会に知人の導きで出向き、降誕(前夜)祭に参列しました。ここには未洗礼にもかかわらず復活祭を含め、これまで10回以上訪れることが叶いました。しかしこれが最後です。年内は日本神道、仏教の徒として【大祓い】や【納めの観音】などを修し、つつがなく【大年】に臨みたいと思います。句作の方も、冬・年末年始の句の量産体制に入ります。月末投句や結社への初投句もこなしてゆきたいと思います。結社は周囲には伏せていますが、半年限定です。何から何まで住んでる世界が違い過ぎます。それに今さら同人だ新人賞だなどとはしゃいで大恥掻いても仕方がありません。3年前に終刊同人となった所を大事にすれば事足りることです。しかし、この結社もズブの伝統派ながらなかなか手強く、一筋縄ではゆかない所ですが、所詮B級結社に過ぎません。いろいろ言っても中小サークルの中だけのことです。3回投句しますが、全没の無季・自由律などという野暮はしませんが、有季定型の範囲内で多少の独自性だけは出して一矢を報いたいと思います。この会費半年分と知人の下部句会および例会にも挨拶のため出席しました。合わせてかなりの出費でした。おまけに皆さんアレコレと言いたい放題でした。井の中の蛙とはこのことを言うのでしょう。さて、今日はその投句から始めてゆきたいと思います。・・・《続く》