まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

釣り合いの取れぬカップルクリスマス まほろば/新雑句雑感(40)~プロローグ7の始まり

2019-12-26 17:33:53 | 新雑句雑感

猫一匹闇の膨らむクリスマス

大聖堂満員の札クリスマス

白煙が人のかたちにクリスマス

神の子に終章はなしクリスマス

長老が司祭に替るクリスマス

神宮につづく電飾クリスマス

年越の手当待つ列クリスマス

山頭火また来る気配クリスマス

釣り合いの取れぬカップルクリスマス

あがた森魚の赤色エレジークリスマス

メイド喫茶の新人募集クリスマス

クリスマスがらがらポンは不滅なり

飲む博つ買う残るは宇宙クリスマス

吉原の待合喫茶クリスマス

ハローワークの俳句サークルクリスマス

クリスマスデート代行のチラシあり

 

 


【数え日】クリスマス後の10度曇りの暗鬱・・今夜7時から《歌唱王》!俳句が喪った《うた》とは何か/新俳句入門

2019-12-26 14:48:28 | 新俳句入門

数え日や私が誰かと言えぬまま   まほろば   最新作  即興

いよいよクリスマスも終り、新年までカウントダウンの日々が始まりました。ここ2週ほど仕事を含め慌しい【年の瀬】となりました。その一役を担ったのが新たな俳句結社との関わりでした。しかし、それも年明けと共に灰塵に帰することになるでしょう。おかげで同人誌への支払いが滞ってしまいました。単なる思い付きで浪費したのかというとそうでもなく、俳句というものの実態や紹介者(主宰を含む)への最低限の挨拶が叶いました。残ったのは予想通り近代詩の一表現様式としての【俳句形式】の無効性と同時に、個々人の人生に限定された価値の多様性でした。私にとっても、例えば今年1年を振り返りながら「あと何日寝るとお正月・・」というわけです。本当はそれどころではないのですが、何故か【俳句】というものがあることで日常に風穴が開いてしまう。そこから実に心地良い風が流れ込んで来るのを感じます。それが【定型言語】というものなのでしょう。さて、今夜は7時から日本(読売)テレビ系で【歌唱王】が放送されます。カラオケ番組と言えば、テレビ東京(大阪)系のTHEカラオケバトルですが、こちらも目が離せません。楽しみです。・・・《続く》