まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【待宵】今夜《名月》の前夜月・・最高の天文ショーの始まり!*城南海付/新俳句入門

2020-09-30 19:24:04 | 新俳句入門
待宵の獣のこころいまは欲し  まほろば  最新作  即興
今日は日中快晴に恵まれました。昨夜も午後7時20分頃、南南東の夜空に八分月が揚がりました。今夜は、明日の【仲秋の名月】の前夜月ということで【待宵月】と言われています。待つところの《宵》とは明日の名月の夜のことで、望月に対して【小望月】とも呼ばれます。大きさは9分はあり、ほぼ満月に近いものがあります。これから駅前公園でひとりで十二分に【観月】に浸りたいと思います。皆さんもベランダに宴席を設け、この秋最大の天文ショーを味わって下さい。・・・《続く》

城南海 カバー 『月のしずく』(原曲 RUI)


糸瓜忌の糸瓜無言の渦となり まほろば/新雑句雑感(83)~プロローグ7の始まり

2020-09-30 10:19:34 | 新雑句雑感
秋意いま戦さ無き世を生き通し
またしても人殺めゐる昼の月
金風のひゅうひゅうと来てまたの世か
鰯雲上野浅草流れゆく
過去帳の余白に我が名月上る
月の出や竹内結子晒されて
糸瓜忌の糸瓜無言の渦となり
ポロポロと襤褸の亡父に小鳥来る
月の出とかんかん踊り酷似せり
復活の十字架どこに流れ星
星低く流れて消ゆる令和の世