今朝、職場でみんなが週末に行われていたらしいミスチルのコンサートの話をしていた。
「ミスチルはずいぶん人気があるみたいですねぇ。」
と、わたしが言ったら、ポカンとした空気が流れた。
ん?ミスチルすごいは、当たり前って感じ?
今度は、わたしがポカン。
だって、わたしの中では、昨日の二宮金次郎生誕地記念講演会から金次郎フィーバーが吹き荒れている。
世間的にはミスチルでも、やっぱりわたしは金次郎だなぁ。
いや!わたしが肩入れするまでもなく、二宮金次郎はずいぶん有名だ。
薪を背負って勤勉に励み、節約して、真面目な優等生?
すごいけど、正直ちょっと引いちゃう。そんな感覚もあった。
だって、こんなわたしだって節約とか我慢はもう充分してきた。
金次郎の時代より、生活は便利になったようだけど、感覚的に自由な実感なんてない。
現代だって、生活はすでに充分重いのだ。
しかし、昨日、二宮先生の話を聞いて、ものすごくびっくりした。
金次郎が、どうして、あそこまで様々な事をやりとげることができたのか。
彼の心の中に一つ、輝いていものがあったに違いない。
金次郎の論理にはいろいろあるみたいだけど(勉強不足ですみません。)
「一円相」の論理は、彼の根幹と、二宮先生は言う。
「一円相」は万物の変化する様を金次郎が図にして説明した論理。
(禅の悟りを表現する図のことも一円相というみたいだけど、金次郎のは、変化が特徴)
金次郎の書簡も直筆原稿も50年分の日記も全部精査された二宮先生が、金次郎の著作は一円相の論理で大半がなされていると。
一円相自体の話をわたしが勝手に解釈しまくると、また長くなるので、それは、明日挑戦したい。
金次郎は、実はこの一円相の教えを農民に教えていた。
農民たちの心に、金次郎は一円相という羅針盤を与えたのだ。
羅針盤を与えられた農民は、自分で考え、行動するようになる。
金次郎の人物像は明治政府によって、政治的に利用されたので、歴史的にこの部分がバッサリ削除されてしまったとのこと。
だって、農民が賢くなったら、政府はヤバい。
操れなくなる。(おや!?未だに状況は変わっていないみたい。)
金次郎は、
農民を操ったのではない。自立させたのだ。
だから、今だに金次郎を学ぶ人は、多いのだろう。
自立。
四人の子に、翻弄されまくっているわたしの最終手段は結局、子の心の羅針盤を信じて手放すしかない…を痛感している日々。
森は生きている、というロシアのお話の中で、
4月のお兄さんが主人公の娘を見てうっとりして、
「素敵だねぇ。君は」
と、言うシーンがあるのだけれど、
自分のやるべき事に邁進している子の姿をみると、本当にそんな風にうっとりする。
そんな風に、人を育てた金次郎が、お世話になった二宮先生と重なって見えて、面白い。
おや。これが、輪廻って、やつだとしたら、やっぱり、「一円相」にも書いてある!!
「一円相」とは、なんなのか、続きは、あした。
「ミスチルはずいぶん人気があるみたいですねぇ。」
と、わたしが言ったら、ポカンとした空気が流れた。
ん?ミスチルすごいは、当たり前って感じ?
今度は、わたしがポカン。
だって、わたしの中では、昨日の二宮金次郎生誕地記念講演会から金次郎フィーバーが吹き荒れている。
世間的にはミスチルでも、やっぱりわたしは金次郎だなぁ。
いや!わたしが肩入れするまでもなく、二宮金次郎はずいぶん有名だ。
薪を背負って勤勉に励み、節約して、真面目な優等生?
すごいけど、正直ちょっと引いちゃう。そんな感覚もあった。
だって、こんなわたしだって節約とか我慢はもう充分してきた。
金次郎の時代より、生活は便利になったようだけど、感覚的に自由な実感なんてない。
現代だって、生活はすでに充分重いのだ。
しかし、昨日、二宮先生の話を聞いて、ものすごくびっくりした。
金次郎が、どうして、あそこまで様々な事をやりとげることができたのか。
彼の心の中に一つ、輝いていものがあったに違いない。
金次郎の論理にはいろいろあるみたいだけど(勉強不足ですみません。)
「一円相」の論理は、彼の根幹と、二宮先生は言う。
「一円相」は万物の変化する様を金次郎が図にして説明した論理。
(禅の悟りを表現する図のことも一円相というみたいだけど、金次郎のは、変化が特徴)
金次郎の書簡も直筆原稿も50年分の日記も全部精査された二宮先生が、金次郎の著作は一円相の論理で大半がなされていると。
一円相自体の話をわたしが勝手に解釈しまくると、また長くなるので、それは、明日挑戦したい。
金次郎は、実はこの一円相の教えを農民に教えていた。
農民たちの心に、金次郎は一円相という羅針盤を与えたのだ。
羅針盤を与えられた農民は、自分で考え、行動するようになる。
金次郎の人物像は明治政府によって、政治的に利用されたので、歴史的にこの部分がバッサリ削除されてしまったとのこと。
だって、農民が賢くなったら、政府はヤバい。
操れなくなる。(おや!?未だに状況は変わっていないみたい。)
金次郎は、
農民を操ったのではない。自立させたのだ。
だから、今だに金次郎を学ぶ人は、多いのだろう。
自立。
四人の子に、翻弄されまくっているわたしの最終手段は結局、子の心の羅針盤を信じて手放すしかない…を痛感している日々。
森は生きている、というロシアのお話の中で、
4月のお兄さんが主人公の娘を見てうっとりして、
「素敵だねぇ。君は」
と、言うシーンがあるのだけれど、
自分のやるべき事に邁進している子の姿をみると、本当にそんな風にうっとりする。
そんな風に、人を育てた金次郎が、お世話になった二宮先生と重なって見えて、面白い。
おや。これが、輪廻って、やつだとしたら、やっぱり、「一円相」にも書いてある!!
「一円相」とは、なんなのか、続きは、あした。