クラッシックな赤煉瓦の旧第1ポンプ所の西隣に端正な外観の旧第2ポンプ所があります。
竣工は昭和9年、時代の流れは歴史様式から装飾を排したモダニズム建築へ移っていて、第2ポンプ所も装飾を最小限にとどめたシンプルな外観になっています。
外からは3階建に見えますが元々は平屋建てで、昭和62年ポンプ室を2層にし、その上に床を取り付け3層として出入り口を設け、事務室として使用していました。(現在は閉鎖)
◆鍋屋上野上水場旧第2ポンプ所/名古屋市千種区宮の腰町1-33
竣工:昭和9年(1934)
設計:丹羽重光
構造:RC造平屋建
撮影:2012/06/03
■西側正面~向かって左(南側)の橋は3階の事務室に通じる連絡橋
外観は簡略化され玄関上と2階庇の下に唯一装飾が残る