半田市内には明治~戦前にかけて建てられた近代和風の優れた建築が残っています。
◆小栗家住宅(蔵のまち観光案内所)/愛知県半田市中村町1-18
竣工:主屋~明治3年(1870)
構造:木造2階建
※国登録文化財
半田運河沿いの小道に面して建つ小栗家住宅は、万三商店として醸造業、肥料、米穀などの問屋を手広く営んだ豪商で、事務所として使われた1階部分は現在「蔵のまち観光案内所」として利用されています。
道路に面した主屋のほか、表門、辰巳蔵、書院、茶室、渡り廊下、北座敷、離れ(竹の間)が国登録文化財に指定されています。
◆料理旅館末廣/愛知県半田市御幸町87
竣工:大正期
構造:木造2階建
JR半田駅前通りにある末廣は明治15年創業の半田市内でも有数の料亭で、2階には105畳の大広間があります。
撮影:2012/05/04