加納城三の丸跡にある岐阜市立加納小学校の歴史は古く、明治5年(1872)加納藩藩校を起源とする憲章学校と寺小屋を起源とする曲成義校の開校に始まります。
明治28(1895)年には両校が合併、加納小学校となりその後明治30年(1897)加納町立加納尋常高等小学校に改称されました。
現在も残る赤煉瓦の校門は、地元では赤門と呼ばれ古くから親しまれ、平成7年には市内最古の校門として「岐阜の宝100選」に選ばれています。
◆岐阜市立加納小学校正門/岐阜県岐阜市加納西丸町1-73-2
竣工:明治30年(1897)頃?
構造:煉瓦造+御影石
撮影2010/09/26
■赤煉瓦の門柱に柱頭と土台には白色の御影石が使われ、いかにも明治時代らしい雰囲気の校門です