旧税務署の建物を再活用した郡上八幡博覧館は、郡上八幡の魅力を水、歴史、技、郡上おどりのコーナーを設けわかりやすく紹介しています。
建物は大正9年に建てられた木造下見板張りの旧税務署の外観を残していますが、内部は展示施設として完全にリュニューアルされています。
外観は下見板や外壁、屋根瓦など、すべてがきれいに改装されていますが、かえって大正期の建物らしい歴史の重みが感じられず、観光地によくあるレトロな洋館を再現したような印象になってしまったのが、私的にはちょっと残念なところです。
◆郡上八幡博覧館(旧八幡税務署)/岐阜県郡上市八幡町殿町50
竣工:大正9年(1920)
構造:木造2階建
撮影:2012/09/16
■木造下見板張りの外観は大正の面影を残しています