今回訪れた三重県いなべ市北勢町阿下喜地区は、三岐鉄道北勢線西桑名駅から終着の阿下喜まで各駅停車で1時間、三重県の最北端に位置する養老山地のふもとの山間の小さな町です。北勢線は大正3年開業となかなか歴史が古く、ナローゲージと呼ばれる鉄道路線の一つで鉄道ファンに人気があります。
この日もそれらしきカメラを持った人たちが結構乗車していて、停車駅で車両や風景の撮影をしながらローカル線の旅を楽しんでいました。ちょっと小ぶりな黄色い電車はローカル線に良く似合い、のんびり電車旅を楽しむには最適でした。
■電車に揺られること1時間、終着阿下喜に到着
■ホームのすぐ東側に軽便鉄道博物館があり、昭和6年製の軽便電車モニ226号が保存されています
■9時~14時までは1時間に1本の電車で、いかにもローカル線といった趣きです
■阿下喜駅前の風景~向かって左手に昔からの阿下喜の町があります
■駅前の道を北に向かい、町の中心部本町通りの坂道を上ります
左手に見える大きな屋根は旧阿下喜郵便局の建物
■本町通り沿いの古い商店の看板が良い味を出しています
撮影:2013/11/17