豊川稲荷の門前通商店街は「懐かし青春商店街」と銘打って、昭和レトロな雰囲気を売りにしているようです。商店街入り口には、懐かしい琺瑯看板がギャラリーのように展示してあり、商店の壁にも色とりどりの琺瑯看板を貼り付けてあります。昭和をテーマにした博物館など、琺瑯看板を展示してある所は結構ありますが、実際の商店の壁に貼って展示する「路上ギャラリー形式」は、本来の看板の特性が生かせるのが良いですね。
琺瑯看板はほとんど絶滅の危機に瀕していて、コレクターの間ではかなりの高額で取引されていると聞きます。なかなかこれだけ多くの種類を集めるのは大変だったと思いますが、もう街中ではほとんど見ることのできない貴重なものも多く、コレクターが自宅に死蔵しておくよりは、多くの人が実物を見られる路上展示は大歓迎です。これからも随時種類を増やしてくれることを切に望みます。
■商店街入り口に展示してある多くの琺瑯看板
■大塚オールスターズ勢ぞろいと思ったら・・・浪花千栄子、水原弘、由美かおる、大村崑ときたら松山容子が無いのは残念!
金鳥の美空ひばりの看板はかなりの希少種です。
■こちらは常滑で見つけた松山容子のボンカレーの看板
これで大塚お役者五人衆が勢ぞろい
■ブラック・ニッカとオミズ~しみじみ昭和の哀愁が漂う
■学生服の琺瑯看板は種類が多く楽しめる~富士ヨット、官公、ダイヤ、旭ツバメ、乃木服、忠臣、まるいし、などなど