前回は視覚的プライバシーの問題に関して、
検討をした。
個室でのプライバシーを確保するために、
あえて隣家の壁を見るような位置に窓を設け、
結果、特異な空間構成となった。
プランの左から、庭・廊下・個室の順にゾーニングされた。
最小ハウス42
昔の住宅には、良く見られた配置である。
縁側越しの庭と部屋。
縁側が空間の中間領域として、いろいろの役割を果たしていた。
戦後は、個室のプライバシーに気を使うあまり、
取り残されつつある<廊下>をどのように位置づけるかは、
住まい手のスタンスによる。
以下に、今風のプランを載せてみる。
最小ハウス43
庭に個室が面する。
人の目を気にすることなく、風景と採光・通風を確保できる。
廊下は、あくまでも通路。
ここでは、家族のリアクションは起きない。
いずれのゾーニングが勝るか・・・
一概には判断できない。
生活のシーンを描くのは、家族そのものであるから。
検討をした。
個室でのプライバシーを確保するために、
あえて隣家の壁を見るような位置に窓を設け、
結果、特異な空間構成となった。
プランの左から、庭・廊下・個室の順にゾーニングされた。
最小ハウス42
昔の住宅には、良く見られた配置である。
縁側越しの庭と部屋。
縁側が空間の中間領域として、いろいろの役割を果たしていた。
戦後は、個室のプライバシーに気を使うあまり、
取り残されつつある<廊下>をどのように位置づけるかは、
住まい手のスタンスによる。
以下に、今風のプランを載せてみる。
最小ハウス43
庭に個室が面する。
人の目を気にすることなく、風景と採光・通風を確保できる。
廊下は、あくまでも通路。
ここでは、家族のリアクションは起きない。
いずれのゾーニングが勝るか・・・
一概には判断できない。
生活のシーンを描くのは、家族そのものであるから。