手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

キッチンアイテム事例 その1

2012-04-29 | 家造り
キッチンの雰囲気によって、

選ばれるアイテムは変わる。


若い人好みの、メリハリの利いたキッチンでは・・・・


           


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黒をベースにしたモダンキッチン。


このようなキッチンにマッチしたアイテムは・・・


           


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形はシンプル・・・材質もメタリック感の強いものが多い。

ビビットカラーを随所に取り入れると、空間に変化が付いてセンシブルに見える。

これが一般的なキッチン風景では・・・

2012-04-28 | 家造り
綺麗に片付けたキッチンの写真ばかり見ていると、

思わぬ落とし穴に。

使い出したら、汚い・使いにくい・・・このようにならないよう、

イメージは膨らませておこう。


           


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これはかなり現実的な写真になろう。

調理台の上は物が一杯に・・・しかも後方の作業台にも、調理アイテムが乗っている。

デザインの美しいものが、使われているのが何よりの救い。


最近の機器はデザインも美しく、見て堪える物もあるが・・・

良いデザインのアイテムを揃えるのは、結構骨が折れる。


いくつか参考事例を掲載してみよう。

これは、かなり改善されているが・・・

2012-04-22 | 家造り
機能を追及すると、このようなキッチンに。



          


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手前からコンロ、作業スペース、シンク・・・

シンクの大きさも申し分ないだろう。

キッチンの高さは85センチから90センチ。

ダイニングテーブルの高さ70センチとも、うまく調子をとりながら

デザインされている。


プロ仕様のキッチンを目指したのか、材質のステンレスが

“チョッと”と言う感あり!

この辺は好みの問題なので、脇に置いておいて・・・


気に掛かるのは、キッチンアイテムの置き場。

電気ポットは・・炊飯器は・・ジューサーは・・トースターは・・・・

まだまだ楽しいアイテムがあるはずだが・・・置き場が無い?



2700幅のアイランドキッチンは・・・

2012-04-21 | 家造り
調理作業をするのに最低幅のキッチンは・・・

こんなもの?



             


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900幅の3セット。

手前からコンロスペース。

コンロ口が5箇所あるが、大なべを使うときはチョッと無理がある。

4口若しくは3口でも十分では・・・何せ家庭料理を作るのだから!


一番奥に2層シンク。

これはチョッと考え物。

2層の使い勝手を十分理解していないと、後悔することに。

無難な選択は大型1層シンク。

如何様にも使えるだろう。


中間の作業台は、位置も材質も色感覚も良いと思う。

難を言えば、引き出し式のナイフ収納。

この形式は結構使い難そう・・・

引き出しを開けるにも、一歩下がらなければならないし・・・

その様に広い作業スペースが確保できるかも疑問。


何はともあれ・・・ワイワイキッチンの最低空間はこれだろう!

在りそうで・・・やってはいけないキッチンレイアウト

2012-04-15 | 家造り
やってはいけないキッチンレイアウトの例を検証しよう。

         


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四通りほど事例を書いたが、考え方はみな同じ。


no1の事例は、アイランドにコンロ。壁際にシンクを設置した例。

冷蔵庫も至近距離にあり、良さそうに見えるが、第一の問題点は安全性。

シンクで作業するときコンロは背後に・・・火元の安全性が確認できない。

同じ並びに火元があれば、それとなく目に入る。これは結構肝心な事!

第二に、カットした食材をコンロに架ける時・・・鍋に付いた水滴が床に落ちたり・・・

熱い鍋をシンクに運ぶ時、人に接触して思わぬ事故が・・・


no2の事例は、上記の問題点は全てクリアー!

難題はアイランドが配膳台。

無くはないが・・・チョッと味気ないか?


no3はL型配置のキッチン例。

no2と同じ問題点を残す。


no4はno1と同じ問題点を持つL型のキッチン例。


システムキッチンの姿形ばかりに目を奪われないよう、気をつけよう。

アイランドキッチンの最低寸法

2012-04-14 | 家造り
見た目の良いアイランドキッチンも

ある一定寸法が無いと、使い物にならない。

調理時の基本動作を基に、キッチンの並びと最小寸法を検証しよう!


       


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今回のキッチンスペースに、機器をレイアウトした。 


左上から冷蔵庫。

右へ配膳台。ここでは食器への盛り込みと・・・レンジ、炊飯器、ポット等の置き場となろう。

アイランドのキッチンは、左側を壁面に付け両面から調理ができる。

本来はアイランドキッチンの周囲をみんなで取り囲み、ワイワイ言いながら

調理を楽しむのが基本だろうが・・・


調理時の人の動きを想像しよう。

多くの食材は、冷蔵庫から取り出す。

洗ったものをカット・・・後に煮炊き。

この三つは、短い距離を水平移動することによって、効率よく作業できる。

シンクとコンロは同じ調理台の上に・・・中間に作業スペースがあると、

非常に使いやすい。


シンクの横幅は80cm以上。

作業スペースとコンロ幅で180cm必要だから、全体で270cm。

これを最低寸法としたい。


背面には配膳台があるので、調理したものを食器に盛るのに不都合無し。

配膳台の寸法は270cm。ワイワイみんなで盛り合わせを楽しむのも・・・

工夫に詰まると・・・

2012-04-01 | 家造り
今回は、絵にならないキッチンダイニング。
作業場としてのキッチンと、団欒としてのダイニングを
一つの空間に纏めこむのは、インテリアデザインの力量がいる。

                  

                

左側はオープンキッチン。
右側はダイニングコーナーらしい。
調理台を背にベンチシートをセットする所がすごい!?

狭い空間に、何もかも無理やり詰め込んだ感じ・・・
調理中、家族はどこにいるのだろう?
ベンチシートに座っていたら、シンクの水跳ねを浴びそうだ。

ダイニングテーブルをベンチシートで作っちゃうのがすごい。
ファミレスへ行き過ぎたせいか・・・
食事中は、誰も席を立てない。手前の人が席を立たない限り・・・動けない!

ダイニングテーブルの長さもすごい。
食器類を奥の席まで並べられるのだろうか・・・
ファミレスでも、ウエイトレスさんが苦労している風景を、よく見かける。

作業の動作環境を考えると、このようにはならないと思うのだが・・・?