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ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

地盤の強度を確認

2016-12-11 | お助け記事
家を建てる土地の地盤強度は、
何らかの方法で、事前に確認しよう!

購入が決まってから、軟弱地盤だったら大変だ。
地盤の改良を手掛けても、余分な費用が掛かる。
かと言って、購入前に地番調査をする訳にもいかない。

半面、地盤調査済みのデーターがある物件は、安心だ。

すぐ手に入りそうな地盤データーは・・・
     
     地盤サポートMAP
購入予定地をポイントすると、「生活情報」「防災情報」が記載された、
地図が出る。
因みに、地形:台地・段丘
     地質:川沿いの低地に分布している約7万年~1万8000年前に形成された段丘層
     標高:94,2m とある。
地震時はやや揺れにくく、液状化の可能性は無し。浸水の可能性は0.5m以下、土砂災害は無し。

     
     地盤サーチGAIA
地盤サーチGAIAの地図を見ると、良好な地盤と言う青旗が立っている。

行政が出している情報では、
     
実際にボーリングデーターがある位置図と、

     
柱状図が、検索できる。

柱状図は、実際にボーリング調査した地質分布図だが、
購入予定地には場所が一致せず、状況を判断する資料にしかならない。

何を見て、どのように判断するかは、
アドバイザーの資質と、購入者の決断を待つほかない。

行政の出している防災カルテは・・・

2016-12-10 | お助け記事
モデル地の適正価格判断とは離れるが、
土地購入の際に、広域的な判断は欠かせない。

行政の防災カルテを、見てみよう!
     
     防災カルテ1
     
     防災カルテ2

カルテには、地区状況・建物数、人口・防災関連施設・地震被害予測結果・災害危険度評価 等
が、記載されている。
防災関連施設では、警察・消防・病院・要援護者施設・避難所等が挙げられている。

地震被害予測では、被害量・比率が記載され、0.1%位の比率・・・・!
ほぼ、被害がないと言うことだろうか?

地図でいろいろの施設が判明し、
住みやすそうな街だ。

地震の揺れに対しては・・・

2016-12-04 | 家造り
地震動に対し、敷地はどのくらい安全性があるか?
行政の「揺れ方マップ」を見てみる。

     
     揺れ方マップ
以下のような、行政の説明書きが、記載されています。

    揺れやすさマップは、関東大震災のような地震や、
    相模原市の直下で大きな地震が発生した場合の
    震度分布を予測し、それぞれの地域で最大となる震度を、
    50mメッシュごとに示した地図です。

    このマップは、地図の精度上誤差を含んでいます。
    したがって、表示区域は厳密なものではありませんので、
    公に証明する資料として利用することはできません。
    参考図としてご利用ください。
    このマップに示す50メートルメッシュ表示は、
    そのメッシュ内の平均的な値を示すものであり、
    個々の地点に対する表示ではありません。
    したがって、これを活用する際は、
    各メッシュの面的な広がり具合やその分布などに
    着目することが重要になります。
    このマップに示す50メートルメッシュ表示は、
    表示されたとおりの状況が
    地震発生時に実際に起きることを示すものではありません。
    震源の深さ、規模及び地震発生時の自然条件によって変わります。
    地盤条件は、地域の代表的な値を使って想定しています。
    詳細な地盤状況については、
    専門家による地盤調査が必要です。
    このマップは、地盤の違いによる地表面のゆれやすさを表した地図です。
    建築物の危険度を表した地図ではありません。 

モデル敷地・標準地とも、震度6.2の色分けがされていました。

購入敷地の安全性

2016-12-03 | お助け記事
購入敷地が、災害に対して安全性を確保できなくては、
意味がない。
現在、各地の行政はハザードマップを掲載し、
情報を提供している。

事例を掲載してみよう。

 「この浸水(内水)ハザードマップは、
 過去に記録した1時間に96.5ミリメートル(平成20年)と同じ降雨が
 市域全域に同時に降った場合に、浸水が広がる範囲と
 その深さを想定した区域(浸水想定区域)を記載しています。」

実績ではなく、想定区域と記載されている。

地域図は・・・
     
     浸水地域

地図が見にくいので、解説を加えると・・
モデル敷地の南東・南西道路は、20㎝以上50㎝未満の
浸水地域になっている。
この周辺には、河川等はないので、住宅地から出る雨水と、
路面排水を処理する、雨水排水能力が小さいのだろう。

因みに、標準地にはマークがないので、
浸水は無い模様だ。

これらの評価が、敷地購入価格に反映される。