手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

特異なライフスタイル・・・"飾って楽しむ住宅”

2011-08-28 | 家造り
事例を探してみよう。

飾って楽しむライフスタイルの住宅があるだろうか?


            


            ライフスタイル1

この写真・・・確かに車を飾って楽しんでいる。

しかも・・・外からも見えるような住宅だろうか?


1階がガレージ風の<お楽しみ空間>

車に自転車・・・スケボーも見える。


床は板張りのようだ。

作業空間にもなっているようだ。

見せながら楽しむ。


住宅内の・・・他の部屋からは見えるのだろうか?


いずれにしても・・・しっかりしたライフスタイルを持っているようだ。


今回からは<楽しい住まい>をテーマに・・・

2011-08-27 | 家造り
“楽しい住宅”って何だろう?


・特異なライフスタイルを実現させる住宅には

   ■(好きな自転車・バイク・車・植物・・・・)を“飾って”楽しむ住宅

   ■(絵画・陶器・家具・・・)を“作って”楽しむ住宅

   ■ “食”生活を楽しむ住宅

   ■ 人との“交わり”を楽しむ住宅

   ■ 体が“不自由”になったシニアー世代が、楽しく生活できる住宅

   ■ “ルームシェアー”できる大きな住宅

  などが、思い浮かぶ。


・使って楽しい住宅には

   ■楽しい“仕掛け”のある住宅

   ■楽しい“住宅機器”のある住宅

   ■マニアックな“仕上げ”の住宅

   ■“高効率”な住宅

   ■効率は悪いが・・・“捨てがたい”住宅

  などが、考えられる。


これらをテーマに、“楽しい住宅”を考えてみよう!

28帖の中庭を取り囲む・・・癒しの空間

2011-08-21 | 家造り
寝室・カルチャールーム・水廻りに囲まれた中庭の広さは

28帖弱・・・7,2m四方の広さ。

大きなシンボルツリーを入れても十分な広さがある。


       

       つくば27

左側が寝室。

南側の庭を挟んで左にカルチャー室・・・右側に水廻り。

この住宅の特徴が良く現れた一角になる。


カルチャー室は云わずと知れた・・・お楽しみ室。

趣味の空間・・・

一人になれる空間・・・

自分を見つめ直し、明日の活力を得る。

独り世界を演出してくれる。


右側の水廻りは、広さと形において・・・かなりユニーク。

洗面脱衣室を、広く計画した。

湯上りの休憩・スポーツマシンを使ったエクササイズ・・・色々な事に利用。


何れの空間も、中庭に面して生活を包み込むような配置になっている。


この中庭環境を際立たせるのが、

カルチャー室と水廻りを繋ぐ回廊。

この回廊は、水周りからキッチンコーナーへと繋がる。


部屋と回廊が、中庭を取り囲んだコートハウスの完成。


広めの寝室を・・・

2011-08-20 | 家造り
12帖強の寝室は

チョ~ リッチ!

         

         つくば26


西側テラスと中庭を加えた一体空間は

この上ない広がりを作り出すだろう。


ベッドヘッドの位置に設けた収納も高さを低く抑え、

中庭に面した廊下との連続性を確保した。


エントランス部分には、2間幅のシューズクロゼットを設け

玄関廻りをスッキリと。


西側テラスについて、もー少し説明を加えよう。


西側には片側2車線の幹線道路があり、

車の騒音も想像できる。

加えて、夏の西日はかなりのものだ。

これらの課題を解決するため、緩衝空間としてテラスを計画した。


道路に面した一枚目の壁には腰窓(木製両開きガラリ戸)を設け、

小さな開口とした。

二枚目の寝室外壁には、掃き出し窓の大きな開口を設けた。

テラス部分には屋根をつけず、採光と通風に配慮し・・・

結果、音・プライバシー・温熱環境をコントロールできた。


リビング・ダイニングルーム

2011-08-14 | 家造り
32帖のリビングダイニングルーム。

これはかなり広い。

最近流行のオールインワンで計画した。


               


               つくば25

1階の北側が、リビングダイニングになる。


左側からテラス・・・

こらは西側歩道に面した緩衝ゾーンになる。奥行きは90cm。


リビングゾーンは15帖分。

暖炉を中心に、ソファーがL字に並ぶ。
 

ダイニングテーブルは、8人が掛けられるビッグテーブル。

普段はこのテーブルを中心に、生活が展開するだろう。


キッチンはオープンキッチン。

背後の配膳台上部は収納になっており、

食器類もここに収納される。

配膳台前は窓が付いていて、東から朝陽か気持ちよく入る。


中庭に面した窓前には、主婦のワークコーナーが設けられ、

家事をしながらでも、自分の時間を楽しむことができる。


ダイニングと中庭を仕切るサッシュは、フルオープンスタイルのもので、

季節の中間期には、開け放して季節感を満喫できる。


自然環境と一体になったライフスタイルが窺がえる。

住宅プランがわかり易いように、外構に色をつけてみる・・・

2011-08-13 | 家造り
色がついた図面を見慣れると

白黒はさびしい。

と、言う訳ではないが・・・

建物周辺の緑地あるいはペーブメントされた範囲に

色をつけると、プランの内容がはっきりしてくる。


          


          つくば24

西側歩道に面した芝生の緑・・・その中にある2~3m程度の高さの木々。

南側隣地に面した目隠しを兼ねる3m程度の高木。

東側隣地に面した下植えと中木・・・視線の木になるところには、高木を配置する。


中庭にはシンボリックな木を配置すると・・・楽しめる。

木の下にはベンチを置いて・・・午睡を楽しむ。


右側は屋根伏せだが・・・

屋上のプールが解るだろうか?

プールの中程・・・四角で囲ったところが

エントランスの位置。

この部分を泳ぐときは・・・

下から見上げられていることを意識しよう。  

下書きのプランしかなかったけれど・・・

2011-08-07 | 家造り
模型写真の掲載から始まったつくばの家・・・

プランを掲載して間取りの再確認。



          


          つくば23


住宅のコンセプトは、“シニアーの楽しい住宅”

第一線をリタイアーした夫婦が、人生の第三期を充実させるための“家”と

した。


左が1階平面 右側に屋根伏せを記載した。


上方が北側で、左が西側前面道路になる。

道路幅は片側4斜線の市内を貫通するメイン道路で、

4m幅の歩道が付いている。


北側に駐車場があるが、この駐車場には東側道路(右側)から

アプローチするようになる。


下絵なので中庭の位置がわかりにくいが、

居間・寝室・水廻りで囲まれた中側がコートになる。

二人掛けのベンチと丸テーブルが判るだろうか?