手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

もっと軽やかに・・・

2007-05-27 | 住宅設備
太すぎる暖炉の形態を・・・もっと軽やかに!
燃焼面の広さを確保しながら、外観を軽やかに見せるためには・・・

            


床部分に接するところを、細くしてみた。
上から覗き込んだら、あまり見えないかもしれないが、
このように絵にしてみると、かなり軽やか!

胴部で90センチある太さを、足元部分では45センチ・・・半分に絞ってみた。

床下の固定部分では90センチを確保し、コンクリート基礎部分に固定するので、
転倒は防げる。

このような形になると、壁前に置くよりも、部屋のど真ん中に置いたほうがと・・・思える。

壁との取り合いを検討してみよう。

ゴッツ過ぎた暖炉照明・・・

2007-05-26 | 住宅設備
存在感のある暖炉・・・
大黒柱に模した暖炉・・・

900ミリの円筒形を天井まで立ち上げると、存在感がありすぎ?

暖炉部分は、床から1500ミリもあれば完結するので、その上部を
間接照明にとデザインしたのが・・・前回の暖炉。

絵にしてみるとスゴイ! 部屋がこのボリュウムに持ちこたえるか?

             

付加的要素を排除するとこの通り・・・シンプル。

人のサイズに比べて少し太めだが、薪を並べるにはこのくらいの寸法は必要かと・・・
いってみればドラム缶の中で薪を燃やす感覚?

暖炉の熱を利用した調理機能も配慮したい。
炉の周りにリブ状の棚を設けて、食材の暖め・・煮込み・・・焼き・・・
これくらいのことは、してみたい。
上部のリンクからは干物をぶら下げて、あぶり焼き。
週末の生活が見えてくる。

形態・材質に関して・・・今一の工夫を必要とする。

暖炉イメージのブラッシュアップ・・・

2007-05-20 | 住宅設備
暖炉の形態を、もー少し詳細に検討。

前回、モデュールを基本に暖炉の寸法を検討したが、これを
ブラッシュアップし、方向を絞っていく。

           
           メモ74

メモ74に描いたように、全高さの中央で絞ってみた。
この高さは、天井高が3030だからちょうど中央の1515になる。
目線より下で、暖炉の機能は完結している。
中央の絞ったところが煙突のスタート地点。
煙突の径は303.

煙突の上部・・・ロート状のところは、建築照明。
暖炉と同材の鋼板で円筒を作り、これに無数の穴を開ける。
中に暖色の照明を入れると、オレンジ色の光が木漏れ出る。

円筒の中で炎が揺れている様に見えるか・・・?

モデュール

2007-05-19 | 家造り
存在感のある<暖炉>・・・

室内に現れる機器の寸法を確認する。
キッチン・出入り口ドア・収納・・・目に入る機器の寸法バランスを確認する。
            
            メモ73

このメモを見ても、暖炉は群を抜いた寸法感・・・
部屋内に、このような景観を見たことの無いわれわれの目には、違和感を感じる。
天井まで立ち上げている煙道が、同寸のせいだろう。

煙道の上部にスリットを穿ち、内部照明等を設けて意匠性を持たせても・・・

個々の景観に調和を持たせる、見良い寸法とは・・・?

今回、個々の寸法に関連性を持たせる意味合いから、<モデュール>という
“寸法の基準”を算出する手法を用いる。

一尺・・・303ミリ。これが今回の寸法の原点。
ドア高は、303×7=2121
キッチンの高さは、303×3=909
吊戸棚は、303×2=606

このように寸法を決めてくると、暖炉の薪乗せたかさは606.
その上の空間は909
床からの高さは1515・・・煙突はこの位置から始まる。
暖炉の直径は909

“楽しい寸法数字”の並び・・・。

暖炉位置変更・・・存在感増!

2007-05-13 | 家造り
前回暖炉位置を変更した。
屋外テラス側の壁に・・・


              
              メモ71

リビングとダイニングの交点・・・人が集まりやすい場所に移動。
中庭側を人が移動すれば、危険性も無い。

暖炉も思い切ってシンボリックな形に!
大黒柱的に円筒状にするか・・・
鉄さび色のコールテン鋼を使って、床から天井まで3.5m程を一気に!
直径は90cm位だとすると・・・存在感ありすぎか?

手作りの暖炉が一つあるだけでも、本物志向の意思表示になるか・・・
まがい物でない存在は、人の心も豊かにする。

ディテールが難しそうだ。シンプルに・・・そして大胆に。
素人に暖炉の設計なんかできるだろうか?
煙の流れが想像できない。巧く煙突を伝って外に出るか?
余熱を部屋内に循環させる方法は・・・

暖炉の位置・・・

2007-05-06 | 家造り
暖炉の位置は、機能も含めて“どの様に見せるか”を検討する必要がある。

機能的には火を扱うので、十分な“安全”が確保されなければならない。
周囲に適度の広さを確保。
暖炉の前で寛げなければならない。

現在のプランでは、中庭テラス側に配置してある。
メモ26のプラン参照。
暖炉の前が通路になっている。
これもありかもしれないが、チョッと危険?

見え方も・・・暖炉後部の壁を除いては、中庭テラスへの出入り口。
メモ57の暖炉の絵を参照。

そこで暖炉の位置を再検討!
              
              メモ71

メモ71に示すように、反対側の壁前(外部テラスの壁)に移動。
これなら暖炉を囲んで270度椅子を並べられる。
屋外テラスへの出入り口前に椅子を持ってくれば、遠景を楽しみながら暖炉に
あたれる。  楽しい・・・!

中庭テラス側を通路にすれば、安全も確保できる。

暖炉の見え方も、暖炉真後ろの壁・出入り口脇の壁と、二段構えになるので
空間に厚みが出てくる。

これで良いのでは・・・

暖炉3

2007-05-05 | 住宅設備
暖炉写真の三枚目をゲット・・・

              
              メモ70

これはスゴイ!
暖炉が空中に浮いている。
機能性よりも彫塑的・・・?存在感がある。
しかし・・・ 惜しいかな!一面からしか燃える炎が見えない。

この暖炉は、どの様な場所に設置するのだろう? 
暖炉の灰だしは、どうするのだろう・・・・
床に敷物しいて・・・・風に飛んだ灰は、履き集める・・・?
めんどくさくて、何回続けられるか?
きっと初めの5回で・・・後は挫折と屈辱の毎日!
何でこんな暖炉を取り付けてしまったのかと・・・

機能を十分果たし、それでも余りある美しさと・・・楽しさと・・・喜び!
そんな暖炉を探すか・・・あるいは自分で作ろう!