手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

家具を作ろう・・・

2009-01-31 | 家具
脱衣室に置く家具を作ろう。
収納する内容が確認できたら、家具はデザインできる。
幅75センチ、奥行き30センチ、高さ210センチの収納とは・・・

               
            家具1

天井いっぱいまでの、移動家具を作る。

下段は開き戸で、右側には脱いだ下着をほーり込むカゴを付ける。
左半分は、洗剤・ホース・洗濯籠を入れるスペース。

中段は4段の収納引き出し。
一つの引き出しに、上下下着が4セットとフェイスタオルが4枚入る。
4人家族まで0K。

上段は開き戸で、バスタオル・予備のタオルを収納。

側面にフックをつけておけば、ハンガーに吊るして室内着もOK。

尚、上段・下段の扉は両面から開閉でき、洗濯コーナー側からも、物の出し入れが出来る。

                

寸法確認

2009-01-25 | インテリア
住宅も細部に入ったら、寸法を十分検討しておかないと
納まるものも、納まらなくなる!

               
               浴室4

昨日は大まかな寸法を確認したが、十分取れそうにない時は、
詳細を確認しておく必要がある。

よく取りこぼすのは、給排水の配管スペース。
特に、耐震壁で欠き込みの出来ない所では、二重に壁を作る。

“浴室4”に記載した左下の壁が、耐震壁である。
その壁前に、洗面と洗濯機を配置したため、配管を隠すために仕上げ壁を付けている。

給水管は10センチもあれば通るので、立ち上がりを考えても十分なスペースと言える。
排水管は床下部分に直接たち下がるので(二階部分の排水管は、パイプスペースをとる)、問題は無い。

チョッと見えにくいが、洗面化粧台と浴室ガラス壁の間で70センチ。
洗濯機前の作業スペースで、66センチ。
広くは無いが、最小寸法は“確保”かと思う。
洗濯機の出し入れには、苦労する寸法だ。
そのためにも、下着収納は置き家具にしたい。

この置き家具を撤去すれば、トイレ・洗面・浴室入り口前は、1・8メートル角の空間が確保できる。
フレキシブルな多目的空間が可能だ。

浴室プラン

2009-01-24 | インテリア
前回までの寸法を、間取りに置き換える。

浴室周りにほしいのは、トイレ。
一般トイレは玄関脇に設けてあるが、寝室・浴室周りにトイレがないと
不自由をする。
風呂に入ろうと・・・衣服を脱ぎだすと、なぜかトイレに行きたくなる。
寒気を感じて、尿意をもよおすのか・・・

              
              浴室3

主寝室から浴室周りへ入る脇に、トイレがある。
トイレの壁は、パネルで簡易な作りにしておく。
将来、体が不自由になった時、車椅子で使用できるように・・・
その時は壁を取って、オープンな使い方をする。

トイレの左側には、下着類の収納を。
上段は洗濯した衣類を収納し、下段は脱いだ下着を入れておく。
収納棚は両面使いになっていて、反対側の扉を開けて洗濯機へ。

洗濯コーナーは引戸で仕切られ、直接は見えない。壁際に寄せて、空間を広く使用する。
衣類収納棚も撤去すれば、かなりの広い空間を利用できる。

洗面化粧台はワンボールの180センチ幅。
右端にメディシンキャビネットが付いている。
背面はガラス壁の浴室だから、外部からの明るさは十分確保される。

気持ち良い広々とした水廻りが出来ると思う。

洗面・脱衣室に置く衣類は・・・

2009-01-18 | インテリア
風呂に入る時、浴室へどのような格好?服装で行くか。

下着の状態で駆け込むか・・・
我が家といえども、それなりに着込んだ状態でいくか?
二派に分かれそうなところだ。

リラックス派は、寝室で下着になりこの状態で脱衣室まで。
この時は、脱衣室には下着類の収納だけを考えればよい。
フェイスタオル・バスタオル・下着の収納は十分可能。脱衣カゴにほーり込んだ下着は、
そのまま洗濯機へ。

男はこれでよいが、女性陣はこのようにはいかない!
こんな格好を見たら、100年の恋も何とやら。
脱衣室で脱いだ洋服を入れる、脱衣カゴなり収納スペースが必要になる。
洗面カウンターに載せたままも考えられる。
ハンガーフックを壁に取り付けて、吊るしておくのも良い。

何れにしても、これらの配慮をしておかないと、見てくれは悪いし使いにくい。

下着の収納スペースは、幅120センチ・奥行き45センチ・高さ90センチもあれば、三人家族なら十分だろう。
その上部に、奥行き60センチ程度のスペースがあれば、
洋服は置ける。

この浴室空間で、湯上りにリラックスタイムを楽しもうと思えば、
バスローブのような、湯上りに羽織る物を掛けて置く場所が必要。

生活スタイルを決めることが、住宅設計そのものである。


乾燥機付自動洗濯機

2009-01-17 | 住宅設備
浴室・脱衣室に置く、スペースをとる大物は・・・
洗濯機!

主婦の労働過多を解消?するため、世の紳士たちは無い知恵を絞って、
便利な機器を開発する。
手洗いだった洗濯も、50年前に自動洗濯機が発明されてから、
半世紀の間に、随分便利になった。

洗濯槽から洗濯したビショビショの洗濯物を取り出して、
ローラーの間に挟み込んだら、ハンドルを回す。
ペシャンコになった洗濯物がカゴの中に入り、これを伸ばして物干し竿に掛ける。
これからは天日干し・・・長閑である。

この手間を惜しんだ主婦が、手にしたのが文明の利器!
乾燥機付自動洗濯機。
洗濯メニューを選択して、汚れ物をほーり込んだらボタンをプッシュ。
後は洗濯機が貴重な電力を消費しながら、2時間も3時間もかけて・・・
一回ですめばよいが、二回洗濯があると6時間もかかる。
50年前だったら、とっくに乾いてアイロンも終わっている。

今回はこんな愚痴を書くのではなく、洗濯機のサイズアップを指摘したい。
10年前に比べ、乾燥機付自動洗濯機のサイズが大きくなった。
高さにして約10センチ・・・蛇口が90センチ位の位置に取り付けてあった洗濯室は
ぶつかってしまう。
それではと、手前に置くと奥行きが・・・これも多少大きくなっているかも?
現在販売されている洗濯機は、高さが103センチから105センチほど。
奥行きと幅は、70センチ・65センチ。これは本体の寸法だから
周囲の余地を考えたら、幅80センチ・奥行き85センチ・高さ120センチの空間を確保しよう!

斜めドラムの洗濯機さん・・・チョッとの寸法アップで困っています。

洗面化粧台の幅は・・・

2009-01-11 | 住宅設備
洗面化粧台の最適幅は、どのくらいだろうか?
最低幅は、人一人が立って洗面動作できる幅・・・約80cmだろうか?
洗面化粧台の脇には、歯ブラシセットくらいは置ける。
フェイスタオル・髭剃り・ドライヤー・化粧水・保水クリーム・・・このような物はどこへ置くか?
鏡裏の収納スペース・メディシンキャビネットが必要になる。

洗面所を化粧室に使う人は、座って時間をかけて化粧する。
洗面ボウルが目の前にあっては、化粧品も広げられない。
ボウル脇にある程度の広さが必要だ。
60センチもあれば良いので、120センチ幅が二つの機能を満たす最低幅になる。

チョッと見栄えを考えると、150センチが洗面化粧台の適正寸法になる。

洗面化粧台の幅で脱衣室の空間を取られるくらいなら、
下着・タオル類・バスローブの収納、脱いだ衣類の仮置き場所に気を配ったほうが、
浴室空間をより美しく形作れる。

整然とした空間・・・不必要なものは何も見えない。
このような空間作りが、シンプルライフの生活空間になるだろう。

ツウボウルの洗面化粧台がなぜいるか・・・

2009-01-10 | 住宅設備
浴室には、洗面化粧台がつきもの・・・
洗面器は、従来一つしか付いていなかった。
複数付いているのは、学校の手洗い所と、・・・くらいのもの。
こんなことを書くと、親父くさいが・・・不要のものが付きすぎている。

               
               洗面カウンター1

これは某社の洗面カウンターのカタログ写真。
最近、分譲のマンションで100㎡前後の規模になると、ほとんどがtwoーbowl!

これだけで、2mの幅を必要とする。
狭い水周りで、チョッとおかしいのでは・・・
見た目には豪華で、世の奥様連中は・・・すごい!。こんなのが我が家にあればと、思うのだろう。

なぜ三人家族・・・多くても四人家族の家庭で、同時に洗面室に人が立つことがあるのか?
核家族化が進み、二人所帯がざらになる。
ちぐはぐな感じを禁じえない。



夕べはシャワー・・・?

2009-01-04 | 家造り
入浴は“浴槽族”それとも“シャワー族”・・・?

なんとも偉そうな事を言っていても、時間がないと便利な?シャワーになってしまう現代人。
正月だから“ゆっくり風呂に入って”なんて出来ない!
休みになると、やることが山のように・・・
不思議なくらい・・・沢山ある。

こんな時は、切り詰められるのは夜の入浴。
昼間のうちに入浴していれば、事情は変わる。
陽光のもと・・・浴槽に浸かれば、1時間はリラックスできる。
これが、夜にずれ込むと10分のシャワータイムに変身。

頭から44度の湯を・・・50センチは離してあるので、顔に掛かる時は42度には
冷めているだろうが・・・
これをレインの如く10分も浴びていると、体はホカホカ。
一通り体を洗ったころには、浴槽に浸かっていた時と同じ効果が。

これでは時間の無い現代人は、“シャワー族”になってしまう。
清潔感も、浴槽入浴よりはるかに・・・スゴイ。
ひょっとしたら、湯量を計算すると省エネ効果もあるかも。

経済不況の中・・・現代人は知らないうちにこんな所で、
自己防衛に入っているのかもしれない。

入浴が変わった?

2009-01-03 | 家造り
入浴のスタイルが変わった。

昔?は浴槽に浸かって、ゆっくり疲れを取って、おもむろに・・・体を洗う。
その後は、また浴槽に浸かって、目をつぶり・・・一日を思い起こす。
これは少しオーバーだが、このような“ゆっくりした時間の流れ”があった。

家の主人が入浴した後は、水を足して、追い炊きをして・・・
次の者が入浴。ここでは“長幼の序”が守られていた。

一回の給湯で、3~4人はお湯を使っていた。
ここに“家族”を感じるのはおかしいが、何か一体感を感じる。

ここ10年は、少し様子が変わった。
浴槽に浸からず、シャワーだけで済ませる人が多い。
異口同音に“めんどくさい・・・疲れる・・・”?
入浴は、疲れを取るのが目的だったが、今では洗体・・・が目的になったようだ。

スピードアップされた世の中の動き・・・
目的意識の特化・・・
無駄の排除・・・
情緒の欠落・・・

色々なことが考えられるが、とどのつまりは親の“躾け”“家庭での教育欠如”が原因か?

こんなことを言っても、今はカッコいいレインシャワーとバスタブ!