手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

主寝室から見える庭の風景・・・

2014-03-30 | 家造り
部屋から見える屋外の風景と、外から覗き込まれない窓の位置は・・・
注意して窓位置計画をしないと、カーテンを閉め切った部屋になる。
レースのカーテンならまだしも・・・シャッターを下ろしたままで生活している、都市生活者も居る。
これでは、せっかくの家も台無し。

           
           20140330

主寝室の平面・回廊・南側のガレージを・・・そして、ベットに寝た状態での視界。
見える範囲をハッチングした。
ライティングデスクを含め、3地点から共通して見える屋外への開口位置は、
足元方向の90cm幅だけになる。
開放性を加味すると、1.8m幅が有効範囲に。

隣家から覗き込まれることに配慮すると、床面に近い位置に設置するのが良いが・・・
開放感とプライバシーは、相反する関係にあるから、
生活者の判断に任せよう!

主寝室のイメージ

2014-03-29 | 家造り
主寝室のイメージを掲載

ベッドに座って、クローゼット側を見る。

              
              20140329

壁一面がクローゼットとライティングデスク。
右左には回廊が見える。

四隅を耐力壁で囲まれた寝室は、引戸を閉めるとしっかりした密閉空間。
引戸(開口幅1.8m)を開けると・・・部屋にあるまじき開放空間。

部屋のあり方が・・・変わりそう?

廊下側の扉は、プライバシーを確保しつつ・・・採光と通風を

2014-03-09 | 家造り
ドアは、仕切ると開く・・・
見通すと遮る・・・
通過させると遮断する・・・
結構、相反する機能が求められる。

廊下に面したドアを、どのようかに作るか?

          

前回掲載した平面で、廊下に面してハンガードアを計画した。
普段は採光と通風を確保するため、引戸で1.8mの大開口とした。
和室の襖開口に該当するが、
洋室なので、木製のドアとした。

          
          20140309

襖以上にプライバシーを確保しつつ、採光と通風を確保するため、
脇に木製ガラリ、中央にはフィルムを張ったガラス戸とした。
フィルムは不透明で、曇りガラスのように・・・やんわりと明るい。
ドアを閉めておいても、ガラリからは通風を確保できる。

視覚的プライバシーはクリアーできたが、音に関しては不十分。
何もかもは・・・結構難しい。

クロゼットは、上下二段に分けて・・・収納量倍増

2014-03-08 | 家造り
寝室のクロゼット・・・横幅が1.15mだった。
収納量を確保するやめに、二段掛けにする。

          
          20140308

部屋の断面を見てほしい。
階高は3m。
二重床にする関係上、天井高は2.5mが限度か。
それならクロゼットは天井高さ一杯まで作る。

左側にクロゼットの扉を閉めた状態の絵。
右側にクロゼットの中の様子を描く。
右側を見ると・・・上段が1mの高さ。ここには、ワイシャツとか上着・ズボン等、
丈の短いものを収納。
下段は1.5mの高さがあるので、コート・ドレス・ロングスカート等、
長めの衣類を収納。

クロゼットの扉も上下に分けて、軽く開け閉めできるようにしよう。
因みに・・・上段のハンガーパイプは可動式。
レバーを操作すると、手前にスライドしながら降りてくる。

クロゼットに挟まれた部分は、ライティングデスク。
幅1mで、デスクの奥にはTVをセット。
奥行きが60センチあるので、手前で十分読み書きできる。
上部には本棚・小物置き場・・・最上部には、普段使わないものを収納しよう。

これで、夫婦がそれぞれ2.3m幅のクロゼットと、ライティングデスク・本棚を確保できた。

1階主寝室は8帖の広さ・・・何処までうまく使いこなすか?

2014-03-02 | 家造り
主寝室は1階に配置した。
家族団らんのリビングダイニングを、環境の良い2階に配置した結果・・・

         
         20140302

この8帖は、四隅のL型壁(耐力壁)で、囲われている。
深夜に地震があっても・・・完璧 守られている!
耐力壁を除いた南北壁は、廊下に面して、大きな開口を確保した。
通常は引戸を開け放ち、廊下を含めた12帖の空間として活用する。
そう・・開口部は、ハンガー式の引戸にしよう。
開閉が容易で、開け放ったときに大開口を確保し易い。
西側壁を頭にして、ベッドを配置。
足元には、クロゼットとライティングデスク。
デスクの上には、TVが載る。ベッドに入って見える位置がよい。

右端に断面を書いた。
詳細は後日にするが・・・二重床の特徴ある構造に。

共用部に、たっぷりの収納を確保出来るか・・・家の使い勝手がとことん変わる

2014-03-01 | 家造り
玄関周り・廊下部分・水廻り等、住戸内の共用部には、
十分な収納を確保しよう。

以前のプランでは

          
左側が玄関。
階段室の上方にクロゼットと書かれているが、
ここは共用収納の記載ミス。
階段下の収納も・・・機械室に変更。

拡大して書くと

          
          20140301

上方から幅180cm、奥行き90cmの共用収納。
ここには掃除機、クイックルワイパー・・・そして、予備寝具・季節で交換する寝具等を収納する。

階段下には、浴室・洗面・厨房そして暖房に使う温水を作るための給湯器。
暖気を各部屋に送る送風機を置く。
設備の計画は、後日詳細を検討しよう。

これら共用部をどのように計画するかは、各家で変わる。
使い勝手・省エネ等、ライフスタイルに関係するので、
よく考え特徴を出そう。