素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

高齢者叙勲

2012年03月23日 | 日記
満88歳になった父親が瑞宝双光章をいただいた。新聞に掲載されたらすぐに叙勲額のカタログがたくさん送られてきたらしい。叙勲ビジネスの存在には驚かせられたらしい。
母、弟、私とで叙勲額をプレゼントすることにした。先日、多気郡大台町にある製造卸のしょうわ額縁株式会社に父と弟が行って決めてきた。その額縁が届いたのでお祝いかたがた帰ったのである。
想像以上に額縁は大きくて驚きました。カタログを見せてもらってまたビックリ。世の中は広い。
カーネーションの糸子も88歳、゛老いること゛を考えさせられる毎日である。今朝のセリフの中に印象的なものがあった。
「老いることが怖くない人間はいない。孤独にもなる。でも、80を越えて思うようになった。
歳をとるということは奇跡を見せられる資格を持ったということ。」
ゴルフや絵を楽しんでいる父や車を運転して買い物に出かける母などの姿や近所にいる百歳の方の毎朝散歩している姿がだぶった。
日々の生活の中で《老いること》への覚悟を固めていきたいものだ。
「生が終わって死が始まるのではない。
生が終われば死もまた終わってしまうのだ」と言ったのは寺山修司さん。
死に方は生き方である。
コメント
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