素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

木枯らし1号

2013年11月04日 | 日記
 朝、雨戸を開けると雨が止んでいた。昨日の天気予報で午前中は雨と思っていただけに「ラッキー!」と声が出た。ムクゲの木の枝を切る作業がまだ半分ほど残っていたのを午前中に片付けて、午後はゆっくりジムで過ごすことができると考えたからだ。

 午前中は予定通り作業を終えることができた。余計な枝を切り払うと何となく家全体が明るくなったように感じる。夏とは違い、陽の光が恋しい季節となってきた。ん

 昼食後、さあジムへ出かけようかと準備を始めると、風がだんだん強くなってきた。平安時代後期の歌人、津守国基の歌「いつの間に空のけしきの変るらんはげしき今朝の木枯らしの風」(新古今和歌集)の通りの空模様、雨が降るのも時間の問題。急いで洗濯物を取り込む。せっかく8割がた乾いたものが元の木阿弥になってしまう。間一髪であった。

 夕方のニュースで「木枯らし1号」が吹いたと報じていた。気象庁の「はれるんライブラリー」によると「木枯らし1号」の認定基準は次のようになっている。

 季節が秋から冬へと変わる時期に、初めて吹く北よりの強い風のことを言います。具体的には、10月半ばの晩秋(ばんしゅう)から11月末の初冬(しょとう)の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北よりの風のことです。気象庁では、東京地方と近畿地方でこのような冬になったことを感じさせるような風が吹いたとき、「木枯らし1号」のお知らせを発表しています。この強い北風は冬型の気圧配置(ふゆがたのきあつはいち)があらわれたときに吹きます。この強い風で、災害が起こるおそれがあるようなときには、注意報や警報(けいほう)などを発表して注意、警戒(けいかい)をうながします。

 おかげで14時からのピラティスにはギリギリセーフであった。その後、気温はグッと下がった。今年は冬が早く訪れそうだ。
コメント
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