『科学とはなにか』(佐倉統著・講談社ブルーバックス)を全7章の内4章まで読み進めてきた。難しい語句やなじみのない歴史的背景などもあるが神経質にならず概略をとらえていくことにしている。だんだんと面白くなってきた。今まで見過ごして来たのだが今日、本についている栞の言葉が目に留まった。
佐倉さんの本の中で「正しさの重み」~事実として定着するためには長年にわたる検証に耐えることが大切である。という部分がなるほど!と思った最初であったので25億回という数字を確かめたくなった。与えられたものを鵜吞みにしない姿勢を教えられたのだ。
計算機を取り出して計算してみることにした。ジムでは最初に、体重、血圧、脈拍数を測定する。毎回、脈拍数は1分間に62~72回ぐらいなのでとりあえず1分間に65回として計算を進めた。60倍して1時間に3900回、24倍して1日に93600回。うるう年は無視して365倍して1年で34164000回。8枠で電卓は限界。庶民が日常扱う数としては千万の桁までで十分ということだろう。ここで1年の脈拍数を概数3400万にして計算を続ける。人生を何年に設定するかは難しいが男女の平均年齢あたりを元にして85年とした。3400万×85=2890000000で28億9千万回。25億とは設定の仕方の違いの誤差の範囲である。
とりあえず数字については納得。そしてすぐに思ったことはおぎゃあと生まれて1心拍1円貯金して行っても30億円足らずしか貯まらないのかということ。億万長者の道の険しさよ。その一方、政治の世界の予算で飛び交う何億、何兆という数字、何気なく見聞きしているがスゴイ数なんだと改めて思い直した。そういう数字を扱っている官僚にとっては接待飲食代7万円なんて私が298円の弁当を食べるぐらいの感覚しかないかもと国会で平然と答える姿に妙に納得した。
今度は、1分間に65回で計算したが、年齢によってどうなのか?ということが気になった。調べてみると一般成人の男子が65~75、女子が70~80ぐらいで、新生児は130~140、乳幼児が110~120、小学生80~90で中学生ぐらいで一般成人の値になるみたいだ。高齢者は60~70。
こんな資料も見つけた 人間に限らず、哺乳類全般に『一生の総心拍数が一定』という法則が当てはまるそうだ。1分間に600~700回のハツカネズミの寿命は1.5年~2年、約20回のゾウは50~70年と長寿。人間は例外みたいだが、脈の速い生活は避けた方が良いだろう。
「トキメクことは年に数回とし イライラしたら深呼吸して ハッハッハッハッとランニングしない」を心がけよう。
こんな寄り道をしているから読書が進まないのだ。
佐倉さんの本の中で「正しさの重み」~事実として定着するためには長年にわたる検証に耐えることが大切である。という部分がなるほど!と思った最初であったので25億回という数字を確かめたくなった。与えられたものを鵜吞みにしない姿勢を教えられたのだ。
計算機を取り出して計算してみることにした。ジムでは最初に、体重、血圧、脈拍数を測定する。毎回、脈拍数は1分間に62~72回ぐらいなのでとりあえず1分間に65回として計算を進めた。60倍して1時間に3900回、24倍して1日に93600回。うるう年は無視して365倍して1年で34164000回。8枠で電卓は限界。庶民が日常扱う数としては千万の桁までで十分ということだろう。ここで1年の脈拍数を概数3400万にして計算を続ける。人生を何年に設定するかは難しいが男女の平均年齢あたりを元にして85年とした。3400万×85=2890000000で28億9千万回。25億とは設定の仕方の違いの誤差の範囲である。
とりあえず数字については納得。そしてすぐに思ったことはおぎゃあと生まれて1心拍1円貯金して行っても30億円足らずしか貯まらないのかということ。億万長者の道の険しさよ。その一方、政治の世界の予算で飛び交う何億、何兆という数字、何気なく見聞きしているがスゴイ数なんだと改めて思い直した。そういう数字を扱っている官僚にとっては接待飲食代7万円なんて私が298円の弁当を食べるぐらいの感覚しかないかもと国会で平然と答える姿に妙に納得した。
今度は、1分間に65回で計算したが、年齢によってどうなのか?ということが気になった。調べてみると一般成人の男子が65~75、女子が70~80ぐらいで、新生児は130~140、乳幼児が110~120、小学生80~90で中学生ぐらいで一般成人の値になるみたいだ。高齢者は60~70。
こんな資料も見つけた 人間に限らず、哺乳類全般に『一生の総心拍数が一定』という法則が当てはまるそうだ。1分間に600~700回のハツカネズミの寿命は1.5年~2年、約20回のゾウは50~70年と長寿。人間は例外みたいだが、脈の速い生活は避けた方が良いだろう。
「トキメクことは年に数回とし イライラしたら深呼吸して ハッハッハッハッとランニングしない」を心がけよう。
こんな寄り道をしているから読書が進まないのだ。